入店してまず目に飛び込むのは、瓶がずらりと並ぶ圧巻の棚
目指したのは「神楽坂でちょうどいい居酒屋」だ。「神楽坂には単価5000円や1万円以上のかしこまった店が多い。そうではなく、単価4000円ほどで普段使いできるけど気の利いたものが楽しめる、カジュアルな居酒屋にしたかった」と植田氏は話す。
13坪の店内には、入口すぐには壁に向かって一列に座るロングテーブル、奥には厨房を囲むオープンカウンター、その横には4人掛けのテーブル席を2つという構成で全24席。「入ってすぐにカウンターを置いて入店したお客様にすぐ挨拶できる形にしたかったが、消防の観点から入口付近までカウンターを伸ばせなかった。その分、入店して何かインパクトのあるものがまず目に飛び込んでくるようにしたかったんです」と植田氏。そこで、入口付近の壁一面を棚にし、同店のウリのひとつである、瓶割りチューハイの割材のボトルをところ狭しと並べた。「色とりどりのずらりと瓶が並ぶ光景は圧巻。瓶割りチューハイがウリの店と印象付けることができるし、席は入口に背中を向けるように置くことで、先に飲んでいたお客様と後から入ってきたお客様の視線がぶつからないようにも配慮しています」と狙いを話す。

入口付近のテーブルには、瓶をドブ漬けした火鉢をディスプレイ。色とりどりの瓶が見た目にも楽しい
店舗データ
店名 | 酒場なるくち |
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住所 | 東京都新宿区神楽坂3-2-57 神楽坂YSビル 3F |
アクセス | 飯田橋駅から徒歩3分、牛込神楽坂駅から徒歩5分、神楽坂駅から徒歩8分 |
電話 | 03-4361-7854 |
営業時間 | 17:00~24:00(LO23:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 13坪24席 |
客単価 | 4000円 |
オープン日 | 2021年11月26日 |
関連リンク | 酒場なるくち(Instagram) |