新宿御苑に「博多おでんと自然薯 よかよか堂」がオープン。「串天 山本家」など展開するやる気カンパニーの新業態、一皿おでんと希少な自然薯がウリのモダン居酒屋

博多でインスピレーションを受けた一皿ずつ仕上げるおでんに、自然薯を合わせて2枚看板に

「博多おでんと自然薯 よかよか堂」は同社の新業態だ。「もともと、自然薯を主役にした業態をやりたいと考えていましたが、自然薯だけでは飲食店としての訴求力が弱い。何かもうひとつ、柱をなるアイテムを模索していました」と山本氏。インスピレーションを受けたのが、福岡・天神の「おでん割烹油屋」だ。同店ではおでんを一皿ずつ仕上げて提供している居酒屋。「おでんといえば、多くの具をひとつの大皿に盛り合わせるイメージがある中で、一皿ずつ丁寧に仕上げていくという高級感あるスタイルに感銘を受けました。東京でこのスタイルをやっているのはアッパーな店ばかりで、カジュアルな居酒屋ではまだ少ない。しかし、おでんだけでは夏が弱い。そこで、以前から検討していた自然薯を組み合わせることにしたんです」と話す。

新宿御苑駅から徒歩３分にある新築ビルの1階。印象的なのれんが目立つファサードだ

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