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蔵前に「居酒屋 旭一(キョクイチ)」&アパレルショップ「KEBOZ(ケボズ)」が開業。北海道出身の28歳幼なじみが共同創業、飲食×アパレル異業種ミックスの利点を活かした店づくりに注目

3月13日、蔵前に開業した「居酒屋 旭一&KEBOZ」は、1階は「居酒屋 旭一(キョクイチ)」、2階はアパレルショップ「KEBOZ(ケボズ)」からなる一戸建ての複合店だ。居酒屋は門前伸之介氏、アパレルは川村健一氏が運営。ともに北海道・旭川出身の28歳、幼なじみ2人が共同で経営する。飲食×アパレルの異業種ミックスで相乗効果を狙いながら、新たなカルチャーを発信する。


亡き父の居酒屋を継ぎ、アパレルを展開する幼なじみとともに旭川から東京進出!

小さな町工場や問屋などが多く立ち並ぶ東京・蔵前は、昔からものづくりの街として栄えてきた。昭和の雰囲気が色濃く残るレトロな街並みの中でも、近年ではオシャレなカフェやショップがオープンするなど、新旧入り混じるエリアになってきている。その一角に3月、ネオン看板がひときわ目立つ「居酒屋 旭一&KEBOZ」がオープンした。1階は門前伸之介氏の「居酒屋 旭一」、2階は川村健一氏のアパレル店「KEBOZ」が営業する一戸建ての複合店。門前氏、川村氏はともに北海道・旭川出身の28歳同級生コンビだ。2人が18歳の頃、「将来一緒に店をやろう」と練っていた構想を、10年後の現在叶えた形だ。

1階の「居酒屋 旭一」は北海道の食材や名物料理を中心にした居酒屋だ。もとは門前氏の父が地元・旭川で35年にわたり営業していた居酒屋だったが、その父が5年前に突然他界したことで、当時、札幌のアパレルショップで働いていた門前氏が跡を継いだ。幼少時から店の手伝いはしてきたものの、いざ店主となると難しさに戸惑うことも多かったという。それでも5年の間に居酒屋だけでなくカフェも運営。共同経営を誓った川村氏との起業では、飲食を軸にしようとノウハウを身に付けて行った。

2階の「KEBOZ」を手掛ける川村氏は大学卒業を機に上京。SNSマーケティングを中心とした広告代理店に勤務するかたわら、服作りをスタート。「着たい服を作る」をコンセプトに、大好きな野球や影響を受けた音楽、映画などをテーマにオリジナルデザインに取り組んできた。4年後、自身のあだ名であるkenbo(けんぼう)を複数形にした「KEBOZ」を立ち上げた。ポップアップの出店やネット販売などを通し、着実にファンを獲得。次第に実店舗の可能性を考え始めたという。

江戸通りと国際通りが交差する、蔵前のおもちゃ問屋街にオープン。昔ながらの商店が立ち並ぶ中、白い外壁にネオンを配し昼夜問わず視認性抜群の外観になっている

店舗データ

店名 居酒屋 旭一&KEBOZ(いざかや きょくいち&けぼず)
住所 東京都台東区蔵前2-4-3

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アクセス 都営浅草線蔵前駅 A3出口から徒歩1分
電話 03-5846-9395
営業時間 旭一 17:00~24:00(LO23:30)、KEBOZ 13:00~20:00 ※旭一は緊急事態宣言中につき現在休業中(東京都の情勢に合わせ再開予定)
定休日 木曜
坪数客数 居酒屋 旭一:21坪38席 (現在は31席前後に縮小中)
客単価 居酒屋 旭一:3500円
運営会社 株式会社JAM
オープン日 2021年3月13日
関連リンク 居酒屋 旭一(Instagram)
関連リンク KEBOZ(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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