店舗営業と並行し、ECも重要な収益源に位置付け
同店では店舗営業に加えてECにも注力していく意向だ。OEMで製造している食材や、Tシャツやグラスなどのグッズ等を販売していく。「飲食店とECはセットで考えています。店づくりの段階で、グッズ展開を見据えたアートディレクションをしてますし、食材もOEMなら展開しやすい」と井川氏は話す。
さらに、SNS運用にも力を入れている。オープン前からInstagramやTwitterを通じて積極的に発信したことで、初日から想像以上の客入りとなった。来店したお客が写真を撮影してSNS上で拡散され、それがまた来店を誘う好循環ができあがっている。
こうしたSNSの発信やOEMの商品、ECなどの手法は「トーキョーギョーザクラブ」で行い成功したものを再現している。この手法をベースに、今後もユニークな業態づくりを行っていく意向だ。「今回はたまたま喫茶店の居抜き物件が見つかったので『不純喫茶ドープ』を出店しましたが、実は他にも構想を練っている業態が何個かあるんです。具体的には内緒ですが、今後も居抜き物件に新しい要素を加えた業態を作っていきます。良い物件が見つかり次第すぐにチャレンジしたい」と話す。
(取材=大関 まなみ)
店舗データ
店名 | 不純喫茶ドープ |
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住所 | 東京都中野区新井1-9-3 グレースヒルTMY 2F |
アクセス | 中野駅から徒歩6分 |
営業時間 | 12:00~23:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 14.8坪 25席 |
客単価 | 昼:800~1030円、夜:2500~3300円 |
運営会社 | wackwack creative株式会社 |
オープン日 | 2020年7月29日 |
関連リンク | トーキョーギョーザクラブ(記事) |
関連リンク | 不純喫茶ドープ(Instagram) |
関連リンク | 不純喫茶ドープ(Twitter) |