FC展開も視野に。工場でコスト抑制
もちろん考えてますよ!物件次第で広げていきたい。ただ、今の時代、いたずらに店舗数を追いかけるようなやり方は難しい。目の届く範囲で少数の店舗をしっかりと運営しつつ、大手企業とタイアップやプロデュースに取り組むようなやり方をしていている経営者も増えていて、賢いなと感心しています。もしくは、「串カツ田中」のように協業先の出資によるFC展開もアリでしょう。「成吉思男」が目指すのは後者。FC中心に店舗を増やしていければ。同時にジンギスカンの肉とタレのECもできたらいいですね。省オペレーションの業態として開発したので、今後は家賃の安い場所に工場を作り、肉の直接仕入れを実現し、自社で肉の加工もできるよう整え、さらなるコスト削減と業態の収益性アップに努めていきたい。将来的には「成吉思男」の部門で分社化も考えています。
(取材=大関 まなみ)