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全国から6つの人気酒場が集結!「+hacchi(プラス ハッチ)」が、沖縄・那覇の街を面白くする

沖縄・那覇のメイン通り、国際通りから1本入った細い路地の先に佇む「+hacchi(プラス ハッチ)」。屋上付き2階建てビルで、1フロア40坪に各階6つの飲食店が連なる。10月14日、1階の6テナントがグランドオープン。知らなければたどり着けない立地で、かつ大きな告知はせずひっそりとスタートしたため一般認知はまだ低い。しかし、現在は噂を聞きつけ県外からわざわざ視察に訪れる飲食店関係者が後を絶えない。それもそのはず、全国各地の名だたる人気酒場が集結しているからだ。この記事では、各テナントの詳細や開業の経緯、オーナーの思いや「+hacchi」が目指す姿について迫る。


仙台から東京、博多まで各地の実力派酒場が那覇に集結!

賑やかな国際通りの近くだが、ビルは細く暗い路地の先に佇む。知らなければたどり着けない隠れ家立地だ

暗く細い路地の先の扉を開けると6テナントが連なる広々とした解放感ある空間。店ごとに仕切りはなく、はしご酒がしやすい雰囲気

まずはその豪華6テナントについて、以下、入口から奥の順番に紹介する。

「タチアタルⅡ」(運営:トーヤーマン、代表:當山鯉一氏)
入口すぐにピンクのネオンサインが目を引くのが「タチアタルⅡ」。入谷の「オオイリヤ」、北千住の「アタル」「タチアタル」のネオ酒場を展開するトーヤーマンが運営。代表の當山鯉一氏自身が沖縄出身であり、念願の地元出店となる。今回の店づくりは北千住の「タチアタル」と同様の気軽な立ち飲みスタイル。ひとひねりを加えた小皿つまみとキャッチーなイラスト入りグラスで提供するサワーはじめとした多彩なドリンクがウリだ。

「成吉思男(ジンギスマン)」(運営:ベイシックス、代表:岩澤 博氏)
「ジョウモン」「ごりょんさん」などを展開し、居酒屋業界で“ガンさん”として知られる岩澤博氏率いるベイシックスが、初のジンギスカン業態を沖縄に出店。同社専務取締役の柳沢和哉氏が中心となり作りあげたジンギスカン酒場。北海道のジンギスカンの名店「だるま」をインスパイヤし、試行錯誤を重ねて完成させた特製タレで味わうジンギスカンがカウンターで楽しめる。

「AMIGO TAMAKI(アミーゴタマキ)」(運営:COMATSU、代表:松村宗孝氏)
博多のヒットメーカー、コマツグループ。「COMATSU 大名店」はじめ福岡に9店舗、東京に2店舗を展開する。今回はメキシカンの名店監修のタコスを名物にしたカジュアルなメキシカン酒場。東京の「コマツ神田西口商店街」で活躍していた沖縄出身スタッフ“たまちゃん”こと玉城千裕氏が地元に帰り、中心となって同店を切り盛りする。

「焼鳥 髙しな 那覇」(運営:fun function、代表:合掌智宏氏)
地方の魅力ある食材にスポットを当てた“ご当地居酒屋”の展開で知られるfun functionによる、佐賀ふもと赤鶏を使った焼鳥酒場だ。都内では、小伝馬町本店、秋葉原、丸の内で展開するほか、FCも広げている人気ブランド。既存店は10坪以上の広さが中心だが、今回はカウンター1つのコンパクトサイズで出店。

「那覇ちょーちょ」(運営:寿カンパニー、代表:長尾一寿氏)
楽コーポレーション出身の長尾一寿氏率いる仙台の雄、寿カンパニーも出店。仙台で「居酒屋ちょーちょ」「夜ノ焼魚ちょーちょむすび」「晩酌と晩御飯 ちょうつがい」の3店舗を展開する。既存店同様、炉端で焼き上げる焼魚をウリにした酒場だ。焼魚は時間をかけて焼き上げるため、ちょい飲み系が多い他店と比べてゆっくりと食事を楽しむ店になっている。

「酒呑気まるこ那覇」(運営:コジマ笑店、代表:小嶋崇嗣氏)
楽コーポレーション出身の小嶋崇嗣氏が代表の、都内と青森・八戸で人気酒場を展開するコジマ笑店が運営。既存店「酒呑気まるこ」などと同様に客前でダイナミックな炎で焼き上げるカツオの藁焼きをウリにした気軽な酒場だ。同社が東京・高円寺で営業する「まんまじぃま」で働いていた那覇出身の当真嗣仁氏が地元に帰り、店長を務める。

北は仙台、南は博多まで全国の実力派酒場が集まった「+hacchi」。彼らはどのように集まったのだろうか?

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