父のラーメン店から飲食店経営の道へ。展開を見据え、FC可能な業態を
「肉力屋」ブランドでは9店舗目、川崎ではすでに「京急川崎店」を運営しており、同エリア2店舗目になります。「京急川崎店」の好調につき2年ほど前から物件は探していました。商業施設である川崎チッタで、施設のレトロな通りの雰囲気に合うテナントを、という点に「肉力屋」の大衆酒場のイメージが合い、出店が決まったんです。
父が鮫洲で豚骨ラーメンの店「ラーメン道楽」を経営していたことです。子どもの頃から店の手伝いをしていましたが、22歳の時に正式に入社。3店舗目の店長を任されたことで経営者を志すようになりました。
ただ、私は「ラーメン屋のオヤジ」では終わりたくなかった。やるならばビジネスとして大きく展開したい。そこで、まずはラーメン店への食品卸会社としてディーアールを設立しました。のちのちFCで展開することを見据え、物流網を整備しようという狙いです。
その後、ビジネスの広がりやリスクヘッジを考え、ラーメン業態のみではなく串焼きやホルモン、そば、バルなど様々な業態を展開しました。