渋谷に「縁炭場〜ONOGAMI〜」がオープン。東大阪で焼鳥1店舗を営むオーナーが一念発起、渋谷の好立地で大勝負！スタッフがワクワクできる会社目指す

初の飲食バイトは仕事ができなさすぎて2週間でクビ

「気づいたら東京いてましたね…」と関西弁で話すのは、「縁炭場〜ONOGAMI〜」オーナーの斧 志匡氏だ。京王井の頭線渋谷駅のマークシティ改札を出てすぐ、人通りの多い好立地に同店はオープンした。

斧氏率いるAvance（大阪府東大阪市）は、東大阪市で焼鳥店1店舗を運営する。斧氏自身、大阪生まれ大阪育ち。今回の「縁炭場〜ONOGAMI〜」で東京進出した。「ずっとモヤモヤしてたんです。このまま大阪の1店舗だけでいいのか？と」。

斧氏は現在32歳。最初に飲食の仕事に触れたのは高校2年生、地元の焼肉店でのアルバイトだ。しかし「あまりに仕事ができなかった」（斧氏）と2週間でクビになったという。「自分は飲食には縁がないのかと思いました。でも、もう一度挑戦してみようと思って」と、大学生になった際、大阪のやきとんグループ「たゆたゆ」でアルバイトを始める。先輩に恵まれ、ここで飲食の仕事にハマった斧氏は大学卒業後も飲食の仕事を続け、フレンチレストランや大衆居酒屋、イタリアンバルを経験した。

独立したのは2020年のコロナ禍、27歳の時だ。東大阪市にもともとあった焼鳥店を引き継ぐかたちでオーナーに。売上を伸ばし、その後、さらに大阪で2店舗を出店。現在はその2店舗の経営からは離れ、当初の焼鳥店1店舗を運営していた。

「縁炭場〜ONOGAMI〜」の外観。駅改札のすぐそばで、通りにはチェーンの居酒屋やラーメン店が並ぶ。周辺ビルの空中階にはナイト系の店も点在し、猥雑な雰囲気

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