時間帯により三毛作で集客、ランチも「ワーカー」と「目的客」に分かれる
「Mr.Gentleman」では、ランチにはバラエティ豊かな定食を用意。ディナーでは居酒屋として創作的なつまみを豊富に揃える。加えてパンケーキも名物として打ち出し、ランチとディナーの間のアイドルタイムはカフェ利用も取り込んでいる。異なる利用動機で1日を通じて集客できる業態だ。
さらに細かく見ると、ランチも2パターンの需要がある。横浜店はオフィスビルにあることからワーカーの利用者も多い。そうしたお客は「チキン南蛮 自家製タルタルソース定食」(980円)「博多焼きぎょうざ定食(ゆず胡椒味)」(980円)といった手頃でなじみある定食メニューをオーダー。一方で、アフタヌーンティーをイメージした「銀鮭焼定食」(1980円)や、薄く削ったかつお節の卵かけごはんの「ジェントル定食 ~近海1本釣り本枯れ節のかつお節ごはん~」(1200)など、SNS映えする商品も用意。これらを目当てに遠方からわざわざ訪れる若い女性も多く、目的客とワーカーの二方面から集客。新宿店もランチは同様のラインナップで、多方面のニーズを引き寄せる。
ディナーでは、和や洋、アジアンなど各国のエッセンスをミックスした創作料理を用意。「痛風ポテトサラダ」(869円)、「石の上にもトリュフコロッケ」(869円)、「フライングゲットエビフライ」(374円)、「アリゴサムギョプサル」(1529円)、「ジェノベーゼ塩焼きそば」(1309円)など見た目にも面白さのある品々が中心だ。ドリンクは全80品以上をラインナップ。生ビールは「サントリー サン生」(660円)、レモンサワーやワイン、お茶割り、カクテル、チャミスル、ノンアルコールのドリンクなど幅広く用意。
名物のパンケーキも1日を通じて提供しており、カフェ利用に注文されるほか、ディナー時にデザートとしてのオーダーも入る。「トラディショナルロイヤルミルクティ」(869円)をはじめ、パンケーキに合わせて厳選した各国のお茶ドリンクも充実させている。

アフタヌーンティーのようなスタンドに銀鮭とごはんやみそ汁を収めた「銀鮭焼定食」。見た目のインパクトからSNSで拡散され、集客に一役買った

ディナーではトレンドを意識した見た目にも楽しい創作料理が揃う

「レアチーズティラミスのスフレパンケーキ」(1859円)。パンケーキはメレンゲを使ったふわふわの食感で、食後でもぺろりと食べられる
店舗データ
店名 | Mr.Gentleman~Neo Japan Dining~西武新宿 |
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住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-26-6 灯ビル 7F |
アクセス | 西武新宿駅から徒歩1分 |
電話 | 03-6380-2130 |
営業時間 | 11:00~23:00(LO料理22:00、ドリンク22:30) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 60坪100席 |
客単価 | ランチ1500円、ディナー3500~4000円 |
運営会社 | 株式会社ココロオドル |
オープン日 | 2025年9月24日 |
関連リンク | Mr.Gentleman~Neo Japan Dining~西武新宿(Instagram) |
関連リンク | ココロオドル(HP) |