新宿に「Mr.Gentleman（ミスタージェントルマン）」が開業。コロナで空いた空中階・大箱物件を取得しSNSマーケで伸ばして年商30億円のココロオドル、昼・カフェ・夜の三毛作で月商2300円目指す

コロナ禍、空中階・大箱物件をSNSマーケで伸ばす！

苦難続きの杉本氏だが、コロナ禍の世の中ではSNSが盛り上がり、もともとSNSマーケティングに力を入れていた同社では、「UMIバル」の売上が倍に伸びるなど目に見えて大きな成果が出た。加えて、コロナ禍によって空中階・大箱の居酒屋が多く閉店する中、その物件を取得。バルからイタリアン、大衆酒場、カフェ業態を展開し、SNSマーケティングで売上を伸ばしていった。「コロナ禍ではSNSバブルに乗ることができて、物件もうまく取得できた。タイミングがよかったですね」と杉本氏は話す。

今回の「Mr.Gentleman~Neo Japan Dining~西武新宿」は雑居ビル7階の60坪、まさに同社が得意とする「空中階・大箱物件」だ。この「Mr.Gentleman」ブランドは2024年10月にオープンした横浜店に次ぐ2店舗目。横浜店は50坪、12月には最高月商2000万円を記録し、以降、少なくとも1500万円をキープする繁盛店へと成長している。杉本氏は「この業態はランチ、カフェ、ディナーと、多方面のニーズから集客できるのが強み」と話す。

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