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坪月商80万円「渋谷きときと」の新店舗、「渋谷ぴーくる」が同ビルに開業。ワインやクラフトビールを打ち出した多彩なドリンクに、ワインに寄せた料理を揃えるカウンター酒場

10月16日、「渋谷ぴーくる」がオープンした。海鮮居酒屋「渋谷きときと」などを展開するHENRY(東京都渋谷区)の新店舗だ。今回は地下にある「渋谷きときと」と、同じビルの路面部分に出店。立ち飲みと着席の2ゾーンからなる8坪のコンパクトなカウンター酒場だ。多彩なドリンクを揃え、中でもワインやクラフトビールを打ち出しつつ単価を確保。ワインに寄せたバラエティ豊かな料理で、幅広い層を集客する。今や「渋谷きときと」は21坪で最高月商1680万円を売る繁盛店。加えてカラオケバー「BAR25(トゥーゴー)」、9月にオープンしたばかりの「渋谷焼肉ニクノヒ」を渋谷で展開する同社。ドミナント戦略で渋谷での存在感を強めていく。


飲食店経営と広告業と二足のわらじで繁盛店をつくりあげる

渋谷道玄坂にあるビルの地下1階に「渋谷きときと」がオープンしたのは2021年10月。富山食材を生かした海鮮がウリの居酒屋だ。コロナ禍でのスタートだったが、コスパの良さや使い勝手の良さが評価され、20代や30代を中心に瞬く間にSNSで評判が広がった。今や最高月商1680万円(税引前)を売る繁盛店となっている。「おかげさまで『渋谷きときと』は毎日予約で満席に。お客様をお断りすることも多く、スタッフも育ってきた。近隣で新しい店舗をやりたいと考えていたところ、同じビルの路面テナントが空いたのですかさず申し込みました」と話すのは、HENRY代表の横手和愛(かずなる)氏だ。

横手氏は焼肉チェーン「牛角」やプレジャーカンパニーの「アジアンビストロ Dai」などで経験を積んだ後、知人らとともに広告業で起業。取締役として経営に携わる傍ら、HENRYを立ち上げ、飲食店経営も行う。創業店の「渋谷きときと」に加え、渋谷のカラオケバー「BAR25」を前オーナーから買い取って運営するほか、今年9月には「渋谷きときと」からすぐ近くに「渋谷焼肉ニクノヒ」をオープン。続いて今回の「渋谷ぴーくる」を出店し、現在は計4店舗の飲食店を展開する。今回の「渋谷ぴーくる」の店づくりは、創業時からのメンバーで飲食経験豊富な坂野裕平氏と高嶋 優氏を中心に行った。

カラフルなステンドグラスが印象的な外観。オープンな造りで、ふらりと立ち寄る外国人観光客も多いという

オープンキッチンを囲んで手前に立ち飲みスペース、奥に席を配置した店内

店舗データ

店名 渋谷ぴーくる
住所 東京都渋谷区円山町5-18 道玄坂スクエア 1F

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アクセス 渋谷駅から徒歩5分、神泉駅から徒歩3分
電話 03-6416-1271
営業時間 17:00~26:00(LO 25:00)
定休日 不定休
坪数客数 8坪10席+立ち飲み5~6人
客単価 5000~6000円
運営会社 株式会社HENRY
オープン日 2024年10月16日
関連リンク 渋谷きときと(記事)
関連リンク 渋谷ぴーくる(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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