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渋谷・桜丘の夜に帰ってきた伝説の酒場「富士屋本店 サクラステージ」。スタンディングとビストロの2つの顔でスケールアップして登場、新時代の渋谷との共生を目指す


看板メニューは最高峰のスライサーから生まれる極薄生ハム

料理は同じ桜丘にある他の店舗と被らないように「富士屋本店日本橋浜町」の料理長が作るビストロベースのものがそろう。どちらの階でも基本的に料理の内容やポーションは変わらないが、建物の特性上キッチンが地下のみとなり、ダムウェーターで料理を運ぶため、1階はメニュー数を絞り、前菜のような提供に時間がかからない料理が中心になっている。

「天然真鯛のパイ包み焼き」(1600円)といった浜町の人気料理に混じって、渋谷オリジナルのメニューもある。その一つが「名物極薄切り立て生ハム」(1000円/1種~)。生ハムスライサーの最高峰、ベルケル社に特注したスライサーを同店オープンに合わせて導入した。このほか、名物である、ソフトクリームのように一口サイズのコーンに盛り付けられた「鶏レバームース」(300円/1本)や「ビーツとゴルゴンゾーラのマカロン」(300円/1個)といったスイーツに見立てたスナックに新たに加わったのが「甘海老とアオリイカの小さなタルト」(550円/1個)。一口サイズのタルト生地に海鮮が盛られ、富士屋本店ならではの遊び心あふれる一品になっている。

以前あったワインバーのリニューアル店となるため、ドリンクはワインがメイン。専任のソムリエが選んだ赤、白、スパークリング(グラスで650円~1350円前後)が用意されている。浜町名物の「こぼれスパークリング」もイチゴをワインに入れてバージョンアップ。オリジナルドリンクでは北千住にある「さかづきBrewing(ブルーイング)」に依頼して作ったというクラフトビール「富士屋ビール(柚子入りIPA)」(フル850円)がある。1月に合わせて柚子のイメージだが、4月は桜にするなど、季節に合わせてイメージを変えていきたいという。

生ハム盛り合わせは2種(1500円)、3種(2000円)、4種(2500円)とある。イタリア産生ハムの輸入停止が続いているため、スペイン産やフランス産、スロベニア産などを使用

「北海道産 蝦夷鹿 シンタマのロースト」(1800円)。本格的なフレンチレストランに出てきてもおかしくないような一皿

「ハマグリと菜の花のペペロンチーノ」(1600円)。旬の素材を使ったパスタ類も人気

店舗データ

店名 富士屋本店サクラステージ
住所 東京都渋谷区桜丘町 1番4号 渋谷サクラステージSHIBUYAサイドA街区114区画

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アクセス 各線渋谷駅から徒歩7分
電話 03-3461-1834
営業時間 17:00~23:00(LO22:00)
定休日 日曜、祝日
坪数客数 1階13坪、定員25名、地下1階50坪68席
客単価 1階3000円前後、地下1階5000円
運営会社 株式会社ダイニング富士屋本店
オープン日 2024年1月9日
関連リンク 富士屋本店サクラステージ
関連リンク 富士屋本店ワインバー
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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