商業施設のDXまわりの立役者、今年も大型案件が控える
オーダーは全店舗横断型のモバイルオーダーを自社開発し導入。お客は複数店舗の料理やドリンクを一度に楽しむことができる。「一時期はコロナ禍で閑散としていた『カレッタ汐留』ですが、上階のオフィスで働く人達もリモートから出勤へと切り替わってきている」と同社代表の高梨氏。ランチタイムは上階で働くワーカーで盛況で、ディナー帯も、ランチをきっかけに来店する人が増えているという。
今後もこの「シェア型フードホール」の展開や、商業施設のモバイルオーダーなどのDXまわりの企画・運営の事業を展開していくというfavy。「東京ミッドタウン八重洲」内の「ヤエスパブリック」や、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」内の「T-MARKE」など、名だたる商業施設内のフードホールでモバイルオーダーの企画・運営を手掛けているのも同社だ。再開発が進む大阪・梅田の大型商業施設や、渋谷・桜が丘のフードホールのプロデュース案件など控えているという。