ここでしか飲めないクラフトレモンサワーと、“曖昧”なつまみ
メインはもちろんクラフトレモンサワー。瀬戸田レモンは完熟時で糖度10~11度、レモンならではの酸味に加えてしっかりとした旨み、甘みが楽しめるのが特徴だ。さらに有機肥料をメインに栽培されており、皮まで食べることができる。サワーのベースには奥飛騨酒造が米を原料に造るウォッカ「奥飛騨」を使用し、瀬戸田レモンをつぶして果汁や皮のエキスをしっかり抽出し、炭酸を合わせて“レモン感”を追求した「ザムライレモンサワー」(880円)、甘みや酸味のバランスを取り、仕上げにすりおろすレモンピールで華やかな香りをまとわせる「ザムライレモンサワー(出陣)」(990円)、スパイスシロップを加えた「スパイシーザムライレモンサワー」(1100円)などを展開。グラスの縁に飾る、レモンの顆粒、甜菜糖の顆粒、塩を合わせた“甘じょっぱい塩”がレモンの香りを引き立てる。この他、レモンを漬け込んだ自家製酵素シロップなどを使ったサワーも登場する予定だ。
フードは黒板に書かれた“本日の曖昧おつまみMENU”から。「MIX時空ナッツ」(660円)や、「曖昧チキンのマスタードクリーム煮」(1078円)、「曖昧おつまみ三種盛り」(1320円)など、一見するとなんだかよくわからないメニュー名も多いが、どれもレモンサワーに合うのは言うまでもなく、どんな料理が提供されるのか胸を躍らせながら待つ時間も楽しい。
「白か黒かはっきりさせたがる海外と比べて、日本人は他人との距離を保つための“曖昧力”がずば抜けて高い。仕事でストレスを抱え、疲れ切っている人にこそ、この店のゆがんだ軸に入り込んで“曖昧さ”を楽しんでもらえたら」と佐藤氏は話す。
店舗データ
店名 | 曖昧時空URBAN LEMONERY(あいまいじくうアーバンレモナリー) |
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住所 | 東京都世田谷区奥沢6-33-14 もみの木ビル1F |
アクセス | 自由が丘駅から徒歩4分 |
電話 | 080-7626-9232 |
営業時間 | 15:00~23:00 |
定休日 | 日・月 |
坪数客数 | 2.6坪13名 |
客単価 | 5000円 |
オープン日 | 2023年12月4日 |
関連リンク | 曖昧時空URBAN LEMONERY(Instagram) |