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世田谷区若林に「もつ焼き 炉来」がオープン!店主は「亀戸ホルモン」を経て、武蔵小山「豚星」を創業後、世田谷に出店。地域密着型のもつ焼き店を目指す

4月21日、世田谷区若林に「もつ焼き 炉来(ろく)」がオープンした。店主の黒田直人氏はテイクファイブ(東京都渋谷区、代表取締役:遠山和氏)が運営する「亀戸ホルモン」を経て、武蔵小山「もつ焼き 豚星」、「うなぎ串 梅星」の創業メンバーとして活躍。同店の経営から離れ、中高年層や家族連れもゆったり寛げる店を作りたいと、新たに店を開いた。定番のホルモンの他エスニックテイストを加えたアレンジメニューなども揃え、大衆酒場として、この地に長く根付き、愛される店を目指す。


初めてもつ焼きを口にした際に味わった感動を、共有したい

東急世田谷線若林駅からすぐ、築60年近い物件を改築した「もつ焼き 炉来」。聞けば、長い間ガレージとして使われていたのだとか。「昨年11月にはこの物件を契約していたのですが、浸水などがあり、建物の修繕に時間がかかってしまいました」と黒田氏。

食べること、呑むことをこよなく愛する黒田氏は、服飾専門学校への進学を機に上京した学生時代、東京で初めて食べもつ焼きのおいしさに感動したという。卒業後は一般企業に就職したが、本格的に飲食の道を志し、焼肉店の開業を目標に当時大人気だった「亀戸ホルモン」に入店した。同店でホルモンの扱い方や串打ちの技術を身に付け、2011年4月に学生時代からの知人と2人で「もつ焼き 豚星」をオープン。当時は今ほどもつ焼きを提供する店がなかったこともあり、瞬く間に地域で愛される人気店となる。順調に業績を伸ばし、2017年には姉妹店「PIZZA Q」を開業するが、こちらはわずか2年で閉店。その理由を「僕らは居酒屋しかやったことがなかったから、なかなかうまくいかなくて…」と当時を振り返る。発想を転換し、うなぎの寝床のように細長い物件であることをヒントに、2019年9月には立ち飲みスタイルでうなぎの串焼きを楽しませる「うなぎ串 梅星」に業態を変更。こちらも繁盛店に成長させている。

自身が年齢を重ねるにつれてワイワイ賑やかな店よりも落ち着いた店に魅力を感じるようになったこともあり、「もつ焼き 炉来」は1人客からファミリーまで、ゆっくり寛げる店を目指したという。シンプルに仕上げた店内は、焼き場に面したカウンター席をメインに、奥にはテーブル席を配置。メニュー表はなく、注文の際はカウンター後ろの壁に設置された黒板を見ながら、卓上のメモ用紙に注文したいものを書いて手渡す仕組みだ。

店がある場所は住宅に囲まれ、静かな環境。かつては人で賑わう商店街だったという

焼き場を囲むように設えたカウンター席の奥にテーブル席を配置。植木鉢が目隠しになり、家族連れも気兼ねなく食事が楽しめる

店舗データ

店名 もつ焼き 炉来(ろく)
住所 東京都世田谷区若林4-5-6

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アクセス 若林駅から徒歩1分
電話 なし
営業時間 17:00~23:00
定休日 日・月
坪数客数 約9坪17席
客単価 3500円
オープン日 2023年4月21日
関連リンク もつ焼き 炉来(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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