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「初場所 祐天寺」がオープン。Rhythm Placeと近藤商会のタッグ第三弾、中目黒「居酒屋 初場所」からガラリと趣向を変えた「新しい日本料理屋」


産地を記載し素材の良さをアピール。少々のトレンド感を交えた「新しい日本料理屋」

目指したのは「新しい日本料理屋」。手に入りやすい素材が中心の「居酒屋 初場所」から一転、今回は素材にこだわり、メニュー表に産地やブランド名を表記しアピールする。常時5品ほどを用意するお造りをはじめ魚料理の多くには魚の産地を記載。素材の良さを生かすべく炭火も導入し、肉、魚、野菜の各種炭火焼きを用意。例えば「愛媛産 特選イチボのたたき」(150g2290円、取材時)は「和牛を出すとなると値段がぐっと上がってしまいますが、あえて和牛と謳えるワンランク下の肉を使っています。ですが十分に美味しく、和牛よりもずっとリーズナブルに提供できるのでラインナップしました」(加藤氏)と、バランス感覚も大切にしつつ、「単価1万円強のイタリアン『capovoro』を出店したことで、使える食材の幅が広がりました」と素材勝負の品々が多いのが特徴だ。ほか、温菜や冷菜、揚げ物、酒のアテ、〆の麺やごはんもの、デザートまで幅広く用意。料理の仕立てには少々のトレンド感を意識したのも、定番・王道を重視する「居酒屋 初場所」とは異なる点となる点だ。

ドリンクは「生ビール(アサヒスーパードライ)」(650円)に、ハイボール、焼酎、サワー、お茶割り、日本酒、紹興酒など幅広く用意し、1杯500円~。「自家製赤しそバイスサワー」(550円)など、季節ごとに自家製するサワーも用意。ワイン(グラス850円~、ボトル5500円~)を置いたのも「居酒屋 初場所」とは大きく異なる点。「なるべく幅広い層にリーチできるよう、ドリンクは広く浅く揃えました」と吉利氏。

季節の鮮魚を盛り合わせた「本日のお造り五種得盛り」。夏ブリは塩たたきに、戻りカツオはにんにく醤油漬けに、むじょか鯖は酢〆にするなど、魚種ごとに異なる仕立てを施している

タコみりん干し、燻製チーズ、キビナゴ一夜干しなどを盛り合わせた「炙りのあて五種盛り合わせ」。写真奥の炭焼き台でお客自らが炙りながら楽しむ。同品は炭を導入したことで実現したメニュー。「僕ら世代にとって懐かしいアイテムだろうな、と用意しましたが、若い人には逆に新鮮に映るようで、多くのお客様に喜ばれています。炙りながらちびちびと飲めるので、客数を回すというよりゆったり過ごしてもらい単価を上げたいという店の狙いにもハマる品です」と吉利氏

店舗データ

店名 初場所 祐天寺
住所 東京都目黒区祐天寺2-14-7 AI祐天寺ビル 1F

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アクセス 祐天寺駅から徒歩1分
電話 03-6303-1447
営業時間 16:00~23:30
定休日 月曜
坪数客数 20坪25席
客単価 5000円
運営会社 株式会社Rhythm Place
オープン日 2023年6月28日
関連リンク capovoro(記事)
関連リンク 居酒屋 初場所(記事)
関連リンク 初場所 祐天寺(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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