パパ友たちの「大衆酒場が少ない」の声から、あえて尾山台に出店
もつ焼きの店で働こうと求人を探し、出合ったのが新宿思い出横丁の「もつ焼きウッチャン」だ。そこで、同店の店づくりを担っており、後に「もつ焼でん」を創業する内田克彦氏と出会う。「内田さんは何より内臓肉の鮮度を大事にしていて、雨の日も雪の日も、自ら原付に乗りつけて芝浦を仕入れに行く。『もつ焼き屋のおやじってこういうものか!』と感銘を受けましたね」。その後、内田氏が「もつ焼でん」を創業する際は浦野氏も立ち上げから参画。およそ10年にわたり同店を盛り上げた。浦野氏もいずれ独立を、と考えていたところ、「もつ焼でん」から独立支援を受けることになった。
当初、出店場所は溝の口や大井町を検討していたというが、あえて高級住宅街である尾山台に出店。その狙いについて浦野氏はこう話す。「私はこのあたりに住んでいて小さい息子がいるのですが、近所のパパ友たちからは『尾山台は大衆酒場が少ない』という声が聞かれました。それで、自宅にパパ友たちを招いてもつ焼きを振る舞ったところ、とても喜んでくれて。きっとニーズがあるのではないかと考えました」。
店舗データ
店名 | もつ焼たいじ |
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住所 | 東京都世田谷区尾山台3-10-9 |
アクセス | 尾山台駅から徒歩5分 |
電話 | 03-6809-8955 |
営業時間 | 【月~金】17:00〜22:00(LO21:30)【土】14:00~売切次第終了 |
定休日 | 日曜、火曜、不定休 |
坪数客数 | 12坪22席 |
客単価 | 2800円 |
オープン日 | 2023年11月17日 |
関連リンク | もつ焼たいじ(Instagram) |