学芸大学「WR.」を手がけるSALが三軒茶屋に「NUPURI」を開業。敷地内にスタンディング、レストラン、ショップを併設し、多彩な料理とともに自然派ワインを楽しませる

足を運ぶたびに、違う料理に出合える

料理は小渕氏がコース、ア・ラ・カルトともに、全国各地の契約生産者から届いた野菜をベースにジャンルレスでメニューを構成。一例として、取材時のコースメニューの内容は「トウモロコシの冷たいスープ」「ヒラマサ」「スミイカと夏野菜の」、「北海道の仔羊」などの7品。一方、ア・ラ・カルトには「パテ・ド・カンパーニュ」（1000円）や「スモモとブッラータチーズのカプレーゼ」（1900円）、「クミンフレンチフライ」（900円）などが並んだ。化学調味料など余分なものを使わず、素材の持ち味を引き出した料理は盛り付けも美しく、毎日のように料理が入れ替わると聞けば、何度でも足を運びたくなる。

ショップに並ぶ1500種類以上の自然派ワインは販売価格2500円代～と手頃なものも多く、抜栓料3300円でスタンド、レストランで楽しむことができるほか、グラス（1000円～）でも常時10種類前後を提供する。このほか、「ビール（ハートランド）」（700円）や「ハイボール」（600円）、「茶割り」（750円）などワイン以外のドリンクも揃える。

コース料理より一例。主な食材は鮪とビーツ、フランボワーズビネガー。下にはクミンを効かせたフムスが

コース料理よりメインディッシュの一例。焼き茄子と香川「こんちゃん農園」の生で食べられるアスパラ、昆布だしのジュレ、ディルの花を使った野菜メインの一皿

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