四ツ谷「鴨の助」がリニューアル。「肉力屋」などのディーアールで商品開発に携わってきたオーナーによる新名物の親子丼が3か月で3000食のヒット！

名刺代わりの一品として、親子丼を開発しリニューアル

近隣にはオフィスが多いことからサラリーマンをメインターゲットにしたそば居酒屋として営業してきたが、「何か名刺代わりとなる一品をつくり、客層を広げたい」と親子丼を開発。「親子丼は飲み物です。」と書かれたのれんに変更し、リニューアルした。

もともと鴨そばをウリにしていたことから、同店の親子丼には、岩手産ブランド鴨「絶品合鴨」のモモ肉の炙りを具に。加えて、国産鶏のモモ肉、宮城または岩手産の鶏ムネ肉の麴漬けに、「絶品合鴨」のモモ肉を使った自家製つくねも卵にとじ、一口ごとに異なる美味しさが楽しめる。卵黄が濃い大分県産の「龍の玉子」を使用し、とろとろの半熟状態に仕上げ、「飲める」のインパクトあるワードでSNSの拡散を狙う。

提供を開始したところ、ランチの客層が一変。それまでは近隣サラリーマンがメインだったが、SNSの口コミを見て、わざわざ遠方から訪れるお客、とりわけ20代の若い女性が急増。近くに上智大学があることも影響しているという。提供開始から3か月で3000食を突破する好調ぶりだ。

引き続きリニューアル前と同様に夜は居酒屋営業も行い、そばや酒に合うつまみを提供。青森県産　鴨焼き」（1～２人前1380円～）、アボカドわさびソースが味の決め手の「鴨の助ポテトサラダ」（530円）などが人気だ。ドリンクはそばに合わせ日本酒が特に充実する。

「親子丼は飲み物です。」、ランチはスープや自家製のピクルス付きで1580円。「ミニサイズ」や「肉多め」も用意する

新商品の「鴨そば」。親子丼とのセットを、Makuakeにて先行販売中だ

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