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「獅天鶏飯」、「Ebizo」が人気のアイクリエイティブオフィスが渋谷に「鉄板韓国料理 ハンナ」を開業!歴20年のオモニが作るナチュラルな本格韓国料理&広島出身店長の鉄板焼きが自慢


既存店で得た空中階でのヒットの方程式を引っ提げ、韓国料理店の開業へ

「獅天鶏飯」は空中階の立地ではあったが、界隈のオフィスワーカーをランチで取り込むことに成功。また、そうしたお客にディナー利用の案内をすることで、夜の飲み客として再来店を促すこともできた。「ここまでは当初の狙い通りでしたが、それ以外にも来店してくださったお客様がSNSで拡散して、エスニック好きが目的来店してくれることも増えました。嬉しい誤算でしたね」。店舗は、当初の思惑をさらに越えた繁盛店となった。

そんな中、2022年の夏ごろ、銀座で老舗韓国料理店を営むオモニとの出会いがあった。「お店を引き継いで一線を退いた、ということだったのですが、それでもオモニの料理には根強いファンが多い。私たちも実際に食べて、すごくおいしくて」と、佐藤氏。こうしてオモニの料理を看板とした韓国料理の出店計画が立ち上がり、そこへ名乗りを上げたのが、「Ebizo」のスタッフで26歳の倉石誠一郎氏だ。「もともと、K-POPを好きになったことがきっかけで、韓国料理も好きになったんです。現地にも何度も行ったし、日本の韓国料理店もたくさん巡りました。だから、オモニと一緒に仕事して、勉強したくて」と、語る。加えて、倉石氏は兼ねてからお客とコミュニケーションが取りやすいカウンターメインの店舗に関わりたい、と佐藤氏に話していた。「『Ebizo』は、ロブスターやシャンパンを扱っていて単価8000円ほど。誠一郎くんの世代にはややハードルが高い。でも、韓国料理なら今の20代にも馴染み深いし、単価も『Ebizo』より低いので、誠一郎くんと同世代のお客様も増やせて、ワイワイ賑やかな雰囲気をつくってくれると思いました」と、佐藤氏。

かくして、オモニの本場韓国料理に、倉石氏の出身地・広島にちなんだカウンターで焼く鉄板料理を看板に決定。場所は、既存店との関連性を持ち、渋谷に。物件は「獅天鶏飯」で試すことができた空中階での運営のスキーム化も視野に入れ、雑居ビルの2階を選択。4月12日、「鉄板韓国料理 ハンナ」が開業した。

もとは洋食店の居抜きだったが、いちどスケルトンにして改装。グレーの壁がシックな空間に生まれ変わった

店舗データ

店名 鉄板韓国料理 ハンナ
住所 東京都渋谷区渋谷1-24-7 渋谷フラットビル 2F

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アクセス JR山手線渋谷駅より徒歩1分
電話 03-6712-5363
営業時間 【火~土】ランチ12:00~16:00 ディナー17:00~26:00、【日・祝】ランチ12:00~16:00 ディナー17:00~26:00
定休日 月・不定休
坪数客数 約15坪 38席
客単価 ランチ約1000円、ディナー6000円
運営会社 株式会社アイクリエイティブオフィス
オープン日 2023年4月12 日
関連リンク ハンナ(Instagram)
関連ページ 獅天鶏飯(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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