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学芸大学に「lulu(ルル)」がオープン!常時600種以上のワインを揃え、バー兼ショップとして角打ちスタイルで多彩なワインを楽しませる

1月12日、学芸大学にワインショップ&バー「lulu(ルル)」がオープンした。オーナーの江本真亜耶氏は、酒屋の卸営業やワインインポーターなど、裏方の仕事を経て独立。常時600種類以上のワインを揃え、角打ちスタイルで多様なワインを提供しながら、ワイン好きにはより作り手の思いを届け、初心者には自分好みのワインを見つけるための提案ができる店を目指す。


商社や酒屋、ワイナリー…長年にわたり、ワイン業界で裏方として活躍

学芸大学駅から徒歩で約5分。碑文谷公園通りに誕生したワインショップ&バー「lulu」。
ここ数年で“昼飲み”文化が根付いたのか、界隈には陽が高いうちから賑わう店が点在しており、こちらも口開けの15時からグラスを片手に談笑する人の姿が見える。

オーナーの江本氏は大学卒業後、ワイン商社へ入社して以来、裏方としてさまざまな形でワインに関わってきた。
「初めに勤めた会社ではソムリエの資格を取得し、学ぶことも多かったのですが、ブランドに縛られるなど、シンプルにワインを楽しめなくて…」と一度はワインの仕事から離れようと思ったこともあるのだとか。その後、ワーキングホリデーを活用してオーストラリアへ渡り、自然派ワインを手がけるワイナリーで働きながら改めてワインの魅力に触れ、帰国後はワインの卸営業やインポーターとして働くように。

「実際に産地へ足を運んで生産者の話を聞き、その想いに触れる中で感じたことをメールマガジンやSNSで発信していたのですが、裏方として伝えることに限界を感じていました。自分が見たこと、聞いたことをお客さまに直接伝える場所を作りたいという思いから、自分のお店を持ちたいと思うようになり、退社を決めました」。

作りたかったのは、美味しいワインが飲め、その場で購入もできる角打ちスタイルの店。退社後は1か月半ほどかけてヨーロッパのワイナリーやワインバーを巡りながらイメージを固めていったという。当初は世田谷区を中心に物件を探していたが、偶然紹介されたこの物件が気に入り、そのまま契約することに。昨年6月の退社から、ヨーロッパ周遊を経て9月には物件契約、さらに12月末にプレオープンと、とんとん拍子で進んできた。

パリで出合ったバーにインスパイアされたという店内は、シンプルながら洗練された空間だ。ワインセラーを含め8坪と決して広くはないが、天井が高く、窓を大きく設けたことも圧迫感を感じさせない理由だろう。

物件は服のリフォーム店だった場所。駅からも近く、一日を通して人通りが多い

中央に設えた立ち飲みカウンターのほか、小さなテーブル席も用意。写真右、アーチの奥にはワインセラーが

店舗データ

店名 lulu(ルル)
住所 東京都目黒区鷹番3-18-3ヒルズK102

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アクセス 学芸大学駅から徒歩3分
営業時間 火~土 15:00~22:00、日12:00~18:00
定休日 月曜
坪数客数 8坪約12名
客単価 2000~4000円
オープン日 2023年1月12日
関連リンク lulu(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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