恵比寿に「福味み」がオープン！店主は楽コーポレーションで10年腕を磨き独立。飲食激戦区で得意の和食を武器に、したワンランク上の居酒屋「予約してでも行きたい店」づくりに挑む

おいしい＋αのサービスがお客の心を掴む

目指すのは「楽しい」「おいしい」「気の利いた接客ができるスタッフがいる」の3拍子が揃った店。複数名で訪れるお客に対しては、料理を銘々に取り分けて提供するなど細やかな気配りも欠かさない。今後の展望について尋ねると、ゆくゆくはすべてのスタッフを社員として採用し、互いに意見を出し合いながらより良い店づくりをしていきたいという。「楽で教わった接客の心得は“スタッフ全員が攻撃であり、守備である”。お客さんの痒い所に手が届くスタッフを育てることを心がけています。できれば1年でこの店を軌道に乗せて、恵比寿でもう1店舗店をやりたいですね」。

「コロナは最大のピンチ。でも、チャンスの前触れでもあると思うんです。コロナ禍だからこそできることがあるはず」と笑顔を見せる福留氏。料理の確かなおいしさに加え、思わずこちら側まで笑顔になるような、福留氏がかもし出す明るい雰囲気もこの店の魅力だ。

写真左からスタッフの西口魁人氏、代表の福留達成（たつなり）氏、山下海里氏。福留氏は楽コーポレーション時代からなぜか“こうすけさん”の愛称で親しまれている

（取材＝河西みのり）

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