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下北沢に「まいにち 千秋楽」がオープン。店主は楽コーポレーションで23年経験を積んで独立。毎日明るい笑顔に満ちた店を目指す


名物は実父仕込みのどて煮。注文時に自然と会話が生まれるメニュー構成

楽時代は主に接客を担当していたため、調理場での経験はほとんどないというが、食べることが好きで、まかない作りを担当していたこともあるという後藤氏。現在、ひとりで仕込みを行っていることもあってメニュー数は多くはないが、故郷・愛知の名物であり、実父“陽一”直伝の「どて煮」(780円)や「陽一の煮豆」(400円)をはじめ、ハラペーニョのピリリとした辛みが後を引く「あじフライ ハラペーニョタルタル」(750円)、コンフィー仕立ての「砂肝とパクチー」(650円)など、酒が進みそうな一品料理を揃えた。黒板に書かれた「『アレ』あります…」の一文に惹かれ、尋ねたところ「…って聞かれるのを待ってるんです」と笑う。

「最近、やっと少し余裕ができたので、定番以外にもいくつかご用意できるようになりました。今日ご用意しているのは、栃尾揚げに辛みそ、納豆を塗ってオーブンで焼いたものと、鶏ごぼう。基本的には私が好きなもの、食べたいものが中心ですが、季節感のあるものを作れたら」。

アルコールのメニューも「エビス生」(600円)、「レモンサワー」(500円)、「コウバシ茶割り」(550円)と表記はシンプルだが、いも焼酎(600円)、ワイン(グラス700円~)、日本酒(グラス700円~)など各種揃え、「メニュー表はあえてシンプルにしておいて、お客様に『何かある?』と聞かれたときに生まれる会話を大切にしたいんです」と後藤氏は話す。

実父にレシピを教わったという「どて煮」。後藤氏の叔父が作っているという一味唐辛子が添えられる

アツアツを頬張りたい「あじフライ ハラペーニョタルタル」。タルタルソースにハラペーニョを足したことでオリジナリティを打ち出した一品。“ちょい足し”などのアイデア料理は後藤氏の得意分野でもある

店舗データ

店名 まいにち 千秋楽(せんしゅうらく)
住所 東京都世田谷区北沢2-12-2 サウスウェーブ下北沢2C

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アクセス 京王井の頭線、小田急線「下北沢駅」から徒歩2分
電話 なし
営業時間 17:00~24:00
定休日 不定休(詳細はInstagramを確認)
坪数客数 8坪17席
客単価 4000円
オープン日 2022年8月10日
関連リンク まいにち 千秋楽(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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