飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

ヘッドライン

中目黒に「風見堂」がオープン。元・放送作家の店主が「ひとり呑みしやすい店」をコンセプトに人情味あふれる風情を創り出す。早くも近隣住民の人気スポットに

6月10日、中目黒に居酒屋「風見堂」が開業した。オーナーの横田憲昭氏は元・放送作家。飲食店への転身のきっかけとなった「マルゲン商店」の物件を引き継ぎ、独立開業のスタートを切った。ひとり飲みのお客のリピートを増やすべく、小盛りのつまみを中心に展開。ワンオペの負担を軽減するため、グランドメニューは手作りソーセージ、オリジナルフレーバーのナッツ、おでん、カップ酒など、品数を厳選。一方で、日替わりメニューのバリエーションを増やしていくことでリピーターの継続的な利用に備える。まずは近隣住民の認知を高めて賑わいを増やし、繁盛店を目指していく。


放送作家から行きつけの居酒屋のスタッフに転身。窮地を機転とガッツで乗り切った飲食人生の第一歩

中目黒駅から山手通りを曲がり裏路地へ入ると、煌々と光る赤ちょうちんが目に飛び込む。軒先には、「ひとり呑みしやすい店」と書かれた表札が。「この表札の影響かわかりませんが、おひとりさま、多いですよ」と、オーナーの横田憲昭氏は語る。店舗の名は「風見堂」。横田氏が放送作家の仕事をしていたときのペンネームに由来する。

横田氏の出身地は愛知県名古屋市だ。「22歳の頃、放送作家になるために上京し、バラエティ番組の制作を4年間ほど続けていました」。この当時に通っていたのが、2022年5月まで現在の「風見堂」の物件で営業を続けていた「マルゲン商店」だ。「ある時から、放送作家を続けるかどうか迷うようになって、オーナーの黒田哲男さんに相談していたんです。すると『一緒に店をやらないか』と誘っていただきまして。聞けば、黒田さんは店舗展開を考えているため、人材が必要ということで、そこで私に白羽の矢が立ったというわけですね」。こうして放送作家の道に一区切りつけ、「マルゲン商店」で働き始めた横田氏だったが、すぐさま試練が訪れる。「当時、黒田さんは姉妹店に立っていて、『マルゲン商店』では別の人物が店長を務めていたのですが、私の入社3日目にその方が突然退職してしまったんです」。黒田氏は姉妹店を開けなければならず、『マルゲン商店』を開店するためには横田氏が立つしかない。しかし、横田氏は飲食経験3日目の素人である。黒田氏から店を開けるかどうか問われた横田氏は、迷った末に「できるかぎり、やってみます」と、答えた。「オーダーが入るたびに姉妹店に電話をかけて作り方を確認したり、習っていない料理を自分なりのカスタマイズで作ってみたり、できないものはできないと言い切ったり。もともと店の常連だったということで、お客さまも知っている顔ばかり。めちゃくちゃ助けてもらって、どうにか乗り切ることができました。大変だったけれど、楽しかったですね」。苦心しながらもお客の心を掴み、営業を乗り切った横田氏は、次の日以降も店舗を任されることとなった。

中目黒の駅前から続く大通りを曲がるとすぐ目に入る、風に揺れる金魚のはりぼて。住宅地の入り口で、近隣住民の生活道に立地している

店舗データ

店名 風見堂
住所 東京都目黒区上目黒3-1-14メイツ目黒101

 >> GoogleMapで見る

アクセス 中目黒駅から徒歩3分
電話 03-6451-0934
営業時間 15:00~23:00
定休日 月曜
坪数客数 約7坪16席
客単価 3500円
オープン日 2022年6月10日
関連リンク 「風見堂」(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ


飲食施設の分煙環境整備補助金の取り組み
Copyright © 2014 FOOD STADIUM INC. All Rights Reserved.