武蔵小山に「町中華×関西のクラフトビール」が楽しめる「シュチニクリン」がオープン。東京から関西のクラフトビールシーン全体を盛り上げる縁会の挑戦

オープニング初月から好調な滑り出し。その秘密はファンマーケティング

「シュチニクリン」は、毎週火曜～日曜日の17時から店舗をオープンしているが、ピークは21時からだそうだ。また武蔵小山のお客様の特性もあり、飲酒の割合が多いとのこと。「売り上げ目標は月480万円をベースに考えていますが、オープニングの初月は、530万円というスタートダッシュが切れました。シャンパンが空いたので客単価も上がったのですが、通常の客単価は食事とドリンクで一人3000円~4000円前後ですね。今は中華料理として食事メインのイメージが強いのですが、飲み歩きの梯子として利用して欲しいですね」とコメント。

また集客への取り組みについては、「私たちは、ファンマーケティングを重視した集客に力を入れています。働いているスタッフも関西出身のメンバーが多いので、”関西らしさ”の演出には注力しました。東京で関西のお酒やフードを食べながら関西弁を聞く、そしてご飯も美味しくて、話したらスタッフもおもしろいーーーー 話して気に入ってもらって、再来店につなげるというスタンスは大切にしています」と接客時のスタンスについても語ってくれた。

また縁会の社員の福利厚生には、自分たちでオリジナルのクラフトビールを作れる体制を導入している。「ビールを自分たちで作ることで、生産者と関わり知識を深めて、コンセプトを決め、リリース日や価格帯を考え、お客に口に運んでもらうにはどうするかを考え抜くーーーーこのような経験を通して、ビール愛を深めてほしいですし、商売を総合的に考えるというスキルを身につけてほしいんですよね」と泉氏の経営に対するスタンスについてもコメントを残した。

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