各テナント1階と2階に客席スペースを配置する“2層型店舗”が特徴
倉庫の総面積は約150坪。吹き抜けのある2階建ての空間に7テナントが入る。各テナント、1階と2階にそれぞれに客席スペースを配置するという“2層型店舗”が特徴だ。各テナント、古民家群の店舗と重ならない業態を選定した。
A区画には大衆馬肉酒場「冨士乃馬」(運営:フジランチマーケット)。系列の水道橋「大衆馬肉酒場 冨士山」に、藁焼きメニューを加えてブラッシュアップした業態。馬肉専門卸問屋のNTCデリバ(千葉県鎌ケ谷市)から仕入れる馬肉を使った料理を提供する。
B区画、大衆食堂×酒”をコンセプトに謳う「ニュースター」(運営:ヴィクセス)は、「昼から飲める昭和感の大衆街中華食堂」。皿しゅうまい、中華そば、オムライスなどのレトロメニューを名物に、しっかりとした食事から軽くつまめる品まで幅広い構成だ。
C区画の「ホンデポチャ」(運営:otto)は新大久保に本店を構える人気の韓国料理業態。韓国の夜市をイメージし、チーズフォンデュやタッカルビなどインスタ映えも意識した韓国グルメが揃う。
D区画の「豚肉洋食倶楽部イロハ」(運営:Stove’s market)は、古民家棟に2021年3月にオープンした「ニューキッチンイロハ」の系列店。同社の「神田豚バルBYO」と「豚のいろ葉」(大井町)をかけ合わせた新業態だ。名物としてスペアリブを据えながら、“裏メイン”として女性に嬉しいスイーツをつまみにした独自メニュー「甘味ツマミ」も多数ラインナップする。
E区画の「ウミドリ」(運営:イーデザイン)は、マグロと鶏肉をテーマにしたイーデザインの新業態。国産の地ウイスキーや焼酎ハイボール、日本酒を始め、広島レモン、青森カシス、高知生姜を使った自家製サワーなどドリンクもこだわる。
F・G区画の2つで営業する「スシンジュク」(運営:スパイスワークス)は「カタカナ系スシ酒場」の火付け役となったすし居酒屋業態で、新宿や五反田などにも展開中。ひねりを効かせた「進化系すし」を揃えるが、今回は横丁内のオペレーションを考え、巻物を中心にラインナップ。
H区画は牡蠣とワインの「ヤキガキヤ」(運営:フォースター)。全国から仕入れる生牡蠣と焼き牡蠣は1個300円から。コスパにこだわったシャンパンやワインも揃え、2Fにはダーツを用意しエンタメ性も打ち出す。
店舗データ
店名 | ほぼ新宿のれん街 倉庫別館 |
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住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-10 |
アクセス | 代々木駅から徒歩1分 |
電話 | 各店舗による |
営業時間 | 各店舗による |
定休日 | 各店舗による |
坪数客数 | 150坪527席(施設全体) |
客単価 | 各店舗3000~3500円程度 |
オープン日 | 2021年1月17日 |
関連リンク | ほぼ新宿のれん街(記事) |
関連リンク | ほぼ新宿のれん街(HP) |