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清澄白河に「Risosteria Trentatre(リゾステリア トレンタトレ)」が開業。渋谷「タロス」はじめ多数のイタリアンで修業し独立、リゾットを主役にしたオステリア


リゾットをテーマに掲げて差別化しつつも、あくまで軸は「オステリア」

イタリアン一筋でキャリアを積んできた濱本氏。イタリア料理とワインが楽しめるオステリアを思い描いたが、コンセプトとしてリゾットを打ち出すことにした。「店をやるにあたり、他と差別化できるコンセプトがほしかった。どこかの地域の郷土料理にフォーカスしたイタリアンは多いですしそれも考えましたが、郷土料理という縛りがあると料理を作っていても自分が楽しくないなと思って。私がイタリア滞在中に住んでいた街のヴェルチェッリは米どころで、よくリゾットを食べていた。日本ではパスタやピザは多いのに何故かリゾットの店は少ない。米文化の日本人にリゾットはハマるはず!と考えました」と濱本氏は話す。

とはいえ濱本氏がやりたいのは「リゾット専門店」ではなく、あくまで「オステリア」。だからこそショルダーネームはリゾット+オステリアの「リゾステリア(Risosteria)」に。メニューには前菜やメイン、パスタも用意し、デザートまで。ワインとともにゆっくりと楽しめる構成にした。

前菜には、縁あって岩手・大船渡から直接仕入れるヤリイカを使った「大船渡産ヤリイカと季節の野菜のフリット」(1430円)や、塩味で煮込んだトリッパにサルサベルデ(ハーブ等を使った緑色のソース)と赤いハリッサソースを添えた「トリッパの煮込み 緑と赤のソース」(1320円)など。メインには、イタリア滞在中にエルバ島で働いていた店の名物を再現した「トスカーナ風魚介と赤ワインの煮込み カッチュッコ」(2860円)や、仔牛を使うことが多いミラノ風コトレッタを大山鶏でアレンジした「大山鶏のミラネーゼ ハーブの香り」(1980円)など。パスタも用意し、シンプルながらもバジルが香り高い「トレンタトレ特製ジェノベーゼ リングイネ」(1760円)はお客から特に評価の高い品だ。

「トリッパの煮込み 緑と赤のソース」はトリッパの塩煮込みと緑色のサルサベルデ、赤いハリッサでイタリア国旗を彷彿とさせる彩り。独立前に行ったポップアップレストランで好評だった品

店舗データ

店名 Risosteria Trentatre(リゾステリア トレンタトレ)
住所 東京都江東区深川2-19-1

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アクセス 清澄白河駅、門前仲町駅から各徒歩8分
電話 03-6458-5139
営業時間 12:00~15:00、18:00~23:00
定休日 月曜
坪数客数 1階13坪21席(テラス6席含む)、2階12坪12席
客単価 5000~7000円
オープン日 2021年11月22日
関連リンク Risosteria Trentatre(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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