Human relationsから独立、イタリアンやフレンチを都内で複数展開
幡ヶ谷駅からすぐの小さな通り沿いで、煌々と輝く「焼肉スタンド 肉と麦」の開放的なファサードと出合う。「実は床材にこだわっていて。どんぐりの木の温かみを感じてほしいんです」と、オーナーの伊藤氏。木の設えが印象的な店内には、靴を脱いで上がるスタイルだ。店内は2つにゾーニングされ、奥の座席はしっかり焼肉を楽しむゾーン、手前のカウンターはちょい飲みできる立ち飲みゾーン。2つのニーズを取り込む店づくりをしている。
伊藤氏は25歳の頃に東京へ出てきて日比谷Barで3年ほど勤務。その後、同社で最初に出会った店長の誘いでHuman relationsに就職し、「銀座Desse(デッセ)」で勤務した。2012年、HATARAKUを立ち上げ、「銀座Desse」を買い取る形で独立。「利益は出ていたけれど、いかんせん店が小さかった。その後の展開を考えると人を育てるのは難しいと考えたんです」と、伊藤氏。翌年の2013年には神楽坂でビストロ「Entraide」を、翌々年の2014年には四ツ谷三丁目で炭火焼き鳥とワインの店「Gallo」を開業し、「銀座Desse(デッセ)」を閉店。さらに2015年には「Entraide」と同じビルにイタリアンワイン食堂「Terzo」(現在は閉店)をオープンするなど、独立から短期間で目まぐるしく出店していた。伊藤氏は当時を振り返り「いきなり手を広げ過ぎて売上や人材育成など、色々な面で手が回らなくなりました」と語る。2015年からは出店を控えて自社の底上げに注力した。
店舗データ
店名 | 焼肉スタンド 肉と麦 |
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住所 | 東京都渋谷区幡ケ谷1-33-1 |
アクセス | 京王線幡ヶ谷駅から徒歩6分 |
電話 | 03-6407-9833 |
営業時間 | 18:00~24:00 |
定休日 | 月曜 |
坪数客数 | 約30坪 28席 立ち飲み約20名 |
客単価 | 着席7000~8000円、立ち飲み5000円 |
運営会社 | 株式会社HATARAKU |
オープン日 | 2021年11月6日 |
関連リンク | 焼肉スタンド 肉と麦(Instagram) |
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