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中野に「片山鳥肉店」がオープン。新宿歌舞伎町から戦略的移転、5階建て一棟のビルをまるごと使い、フロアごとに別業態を展開する32歳経営者のアイデアが冴えまくる!


オペレーションを軽減し、お客との交流に重点を置いた鶏焼肉スタイルがメイン

知人友人の協力を得て、外装や内装の多くをDIYした片山氏。現在、1階から3階の鶏焼肉フロアが稼働しており、4階より上層階は鋭意制作中だ。「DIYしたのは経費削減の狙いもあったのですが、開業前から見込み客となる人たちとコミュニケーションをとる目的もありました。『自分が店づくりに参加した』ということが自慢になって、友達を連れてきてくれるんです」と、語る。

1階から3階のフードは、各テーブルにロースターを設置した焼肉スタイル。「特に、肉は部位ごとに仕入れ先を変えて、そのときに一番おいしいものを仕入れるようにしています」と、片山氏。ラインナップは「ささみの塩焼き」(520円)、「もも肉の味噌だれ焼き」(520円)、「ぼんじりの塩焼き」(490円)、「はつのオイル和え焼き」(490円)といった単品メニューが10種以上。加えて、「本日のおすすめ5種盛り」(1480円)、「銘柄鶏の内臓の3点セット」(1280円)、「焼き野菜セット」(680円)などの盛り合わせメニューも用意している。焼肉スタイルにしたことで、新宿店時代にリソースを割かれていた串打ちの時間やオペレーションの手間を軽減。逆にお客に焼き方をレクチャーする機会が増え、コミュニケーションの時間を増やすことに成功した。また、「鶏皮ポン酢」(450円)、「鳥肉店の唐揚げ」(630円)、「鳥メンチ」(580円)、「鳥肉店の雑炊」(790円)といった鶏肉を使った居酒屋メニューも品書きに並ぶ。「今後は、祖母の店で焼鳥とともに販売されていた惣菜を復刻して、メニューに並べたいなと考えています」と、片山氏は語る。

ドリンクは、各フロアに設置されたバーカウンターでお客自身が注ぐセルフサービス。基本は飲み放題で30分700円、60分1400円、120分2500円と選べる。単品は1杯500円で注文可能だ。

これらフード、ドリンクの注文は新宿店の頃に使っていたLINEのオーダーシステムを引き続き使用。こちらも、オペレーションの簡略化に一役買っている。

鶏焼肉メニューの「ハツのオイル和え焼き」。肉の部位ごとに仕入れ先を変えているのは新宿の焼鳥店の頃から変わらぬスタイルだ

店舗データ

店名 片山鳥肉店
住所 東京都中野区中野3-34-16飯田ビル1-5F

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アクセス 中野駅南口より徒歩2分
電話 080-7825-3834
営業時間 17:00~24:00
定休日 無休
坪数客数 坪数55坪 1階8席、2階18席、3階30席、4階14席(予定)、5階20席 
客単価 1~3階 4000円~5000円、4階 6000~7000円
運営会社 Japrise株式会社
オープン日 2021年10月25日
関連リンク 片山鳥肉店(Twitter)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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