人材育成に力を入れ、店舗展開の地固めに注力。独立支援や暖簾分けも視野に
現在、オープンから半年だが、14坪の店内で売上は月商600万~700万円で推移。ほかの二店舗も売上は上々ではあるが、岡崎氏は「店舗展開は、いったん立ち止まる時期」と語る。「私たちの看板である蕎麦と焼鳥は、時間をかけて技術を習得する必要のあるアイテムです。そのため、次の展開へ進むには人材の育成が不可欠。今はその準備期間だと考えています」。また、店舗展開について、独立支援の視点も交えた考え方も。「飲食店で働き始めた人のゴールは、その企業の要職につくか、独立のどちらかに絞られると思うのですが、より想像しやすい道は独立なのではないかと思います。現状、ウチで働いているスタッフにも独立を意識してもらっているし、今後入って来る人にも、将来自分の力で食べていける筋道を作ってあげたいと思っています」と、語る。店舗の買い取りや暖簾分けなどにも前向きな考えだ。さらに、岡崎氏は自身の右腕が見つかったら蕎麦以外の業態を展開することも視野に入れている。「移動販売でスペアリブを売ったり、カレーをつくってみたり、やりたいと思ったことは、どんどん挑戦していきたいですね」。今後の展開も要チェックだ。
(取材=高橋 健太)
店舗データ
店名 | 蕎麦前酒場 はんさむ 裏渋谷店 |
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住所 | 東京都渋谷区円山町23-10 カサテル・ムラノ1F |
アクセス | 京王井の頭線神泉駅から徒歩3分 |
電話 | 03-6783-0072 |
営業時間 | 【月~金】ランチ11:30~15:00、ディナー17:00~23:00【土日祝】11:30~23:00 |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 14坪 23席 |
客単価 | ランチ1000円、ディナー4800円 |
運営会社 | 株式会社Scrach Kong |
オープン日 | 2021年4月30日 |
関連リンク | 蕎麦前酒場 はんさむ(HP) |
関連リンク | 蕎麦前酒場 はんさむ 裏渋谷店(Instagram) |