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三越前に「日本橋おにく」がオープン。セルフ飲み放題つきおまかせ焼肉コース6500円&自然派ワイン立ち飲みの二刀流。「立ち呑み みるくばー」がコロナを受けて新たな挑戦!


焼肉コース以外にも、気軽なワイン立ち飲みとしても利用可能、幅広いニーズを取り込む

また、入口付近の元はレジカウンターだった場所を改装し、「ウェイティングバーYu’sKitchen」と称する立ち飲みカウンターを配備。自然派ワイン好きで、元は「立ち呑み みるくばー」の常連だった松寿 裕氏がセレクトするグラスワイン(550円~)や自家製サングリア(350円)などが気軽に楽しめる。焼肉コースのウェイティングスペースとしても機能し、立ち飲みだけの利用も可能だ。カウンター限定で「牛タンとアボカドの2色オープンサンド」(600円)や「牛タン香草サラダ」(450円)などワインに合わせた軽い肉のつまみも用意する。「この周辺に自然派ワインの店は少なかったのと、『みるくばー』が立ち飲みなので、ここでも立ち飲みを作ることで、そちらのお客様も立ち寄るきっかけになるよう作りました」と一人氏は話す。

セルフのドリンクコーナー。生ビールや各種サワー、チューハイなど。キャベツとピーマンの野菜もセルフで置き、おかわり自由だ ※取材時はコロナ禍のため、ドリンクや野菜の提供はスタッフが行っている

SNS戦略にも注力。立ち飲みを原点としつつ、会社として利益を出せる体制を確立したい

立ち飲みとは異なり、同店は予約来店が中心の業態となるため、これまではあまり手を付けていなかったSNS戦略にも注力していく意向だ。現在は、〆のそうめんをSNS映えするものにバージョンアップするなど研究を重ねている最中だという。「定借なので数年後には閉店せざるを得ないのですが、それまでに多くの人に店を知ってもらい、近隣で移転先を検討したい」と一人氏。「当社の本領は、やはりお客様とのコミュニケーションに主眼を置いた立ち飲み。その一方で、さまざまな業態に挑戦し、会社としてしっかり利益も上げられる体制を固めていければ」と話す。

写真後列左から弟の市村一起氏、ワイン担当の松寿 裕氏、兄の市村一人氏。前列左が店主の西條尚希氏、スタッフの大倉智史氏。雰囲気の良さから、もとは店の常連から働くことになったスタッフも多い

(取材=大関 まなみ)

店舗データ

店名 日本橋おにく
住所 東京都中央区日本橋室町1-5-15 真光ビル1F

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アクセス 三越前駅から徒歩1分、新日本橋駅から徒歩5分
電話 03-6665-6969
営業時間 【火~金】ランチ11:30〜14:00、ディナー17:00~23:30【土】17:00~23:30【日】15:00~21:00
定休日 月曜
坪数客数 22坪32席
客単価 焼肉コース利用6500円、立ち飲み利用1500円
運営会社 合同会社J&K
オープン日 2021年5月21日
関連リンク 立ち呑み みるくばー(記事)
関連リンク 日本橋おにく(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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