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代々木上原で坪月商45万円超の繁盛店「ランタン」が2店舗目となる「ランタン 池尻大橋店 」をオープン。店舗展開も視野にコンセプトやロゴを一新

近年飲食店が続々と出店し、業界からの注目が高まる池尻大橋。5月13日、駅から徒歩1分の場所に、代々木上原で坪月商45万円を越える繁盛居酒屋「ランタン」の2店舗目がオープンした。同店は、代々木上原でフレンチビストロと居酒屋を3店舗ドミナント展開するシェルシュ(東京都渋谷区、代表:丸山智博氏)が運営。洗練されたプレゼンテーションでありつつも親しみやすい大衆酒場らしいメニューラインアップや、スタイリッシュな空間デザインなどは引き継ぎながら、今回はコンセプトやロゴをブラッシュアップ。「ランタン」ブランドに磨きをかける。

池尻大橋駅から徒歩1分。複数の飲食店が軒を連ねるマンションの1階
天井が高さやアーチ型の窓を活かした大衆酒場らしからぬ内装天井が高さやアーチ型の窓を活かした大衆酒場らしからぬ内装
名物2つをかけ合わせた「から揚げ2個+ハイボール」はハッピーアワー限定で100円
風味豊かなあおさ塩とペコリーノチーズがかかった「あおさ塩とペコリーノチーズのフライドポテト」
左から、スタッフの磯山氏、シェルシュ代表取締役 丸山智博氏、スタッフの沼田氏、マネージャーの足澤氏

坪月商45万円超の繁盛店が満を辞して2店舗目をオープン

シェルシュ(東京都渋谷区、代表:丸山智博氏)は「メゾンサンカントサンク」をはじめ、「バーアヴァン メゾンサンカントサンク」(現在は閉店)「アエル」など、代々木上原でフレンチの人気店を生み出してきた。シェルシュ初の居酒屋業態「ランタン」は、同様に代々木上原で開業して5年。現在は月商720万円、坪月商45万円を超える繁盛店に成長。1店舗目の開業時から時機を見て2店舗目の出店を目論んでいたという。

出店エリアは、代々木上原と客層が近く、地域住民がキャッチでき街に店が根付きそうな場所を検討。タイミングよく池尻大橋で物件が決まったため、3ヶ月の準備期間を経て開業に至った。

多店舗展開を想定して「ランタン」ブランドを再考

同店は“老若男女誰でも楽しめる大衆酒場”がテーマ。今回の出店に際し、今後の店舗化も視野に、ブランディングを再考したという。「元々、『ランタン』のコンセプトは、”赤提灯=酒場”をイメージしていました。この点をもっと掘り下げて、具体化しようと思いまして。街にお店ができて明かりが灯ることから”ランタンの灯りに人々が集まり笑顔を生む”と言葉で表現し、軸を再設定しました」と代表の丸山氏。目標とする店づくりの解像度を上げるため、スタッフと議論を重ねてコンセプトを練り直し、ロゴも、器の染付から着想を得た白と青に変更した。

店内は20坪37席。「空間作りはかなり考えて足し算引き算をしています」と丸山氏は自信を見せる。元イタリア料理店だった店舗の内装は、北欧のインテリアデザインなどからインスピレーションを受け、洗練された空間に仕上げた。

お客にスタッフの距離感を近づけるよう、カウンター席と調理台の高さをフラットに設定し、厨房をステージのように仕立てた。カウンター席上の収納も吊り戸棚にすることで、開放感を演出。店の中央に設置した大きな10席掛けのテーブルは、”みんなで食卓を囲む楽しさ”を表現するために配置。人数に関わらずグループ客を案内できるため、汎用性があり、席に無駄が出にくいというメリットもある。

「から揚げ2個+ハイボール」が100円のハッピーアワーで、地域住民をキャッチ

フードのラインナップは代々木上原の本店とほぼ同様。「ランタン名物 鶏もものカラアゲ」(600円)をはじめ、「あおさ塩とペコリーノチーズのフライドポテト」(730円)、「アンチョビ茶豆」(550円)など、大衆酒場のメニューにひとひねり加えたものが並ぶ。今後、旬の食材を使用したメニューや刺身など、メニューを増やすことも検討中だ。

代々木上原でも好評のハッピーアワーも実施。17時から19時限定で「ランタン名物から揚げ2個+ハイボール」を破格の100円(税抜/同メニューのみでの利用は不可)で提供している。既に平日夜も満席になることも多い同店だが、この施策をやめる予定は今のところないという。「ハッピーアワーがきっかけで来店される地域住民の方はかなり多いです。内装のイメージから入りにくいと思っている方のハードルをグッと下げるという狙いもあります」と丸山氏。集客メニューと収益メニューをきちんと棲み分け、新たなファンの獲得にも抜かりがない。

ドリンクも「名物!超炭酸 角ハイボール」(400円)や、ホッピー、サワー類など大衆酒場らしいメニューを揃えながら、「チリトマトハイ」(630円)や「小笠原味醂サワー」(630円)などオリジナリティのあるものも用意。日本酒は日替わりで3~4種類、焼酎は常時7種類ほどが並ぶ。また季節の果実を使ったオリジナルサワーも展開していく。

当初の狙い通り、周辺の地域住民が訪れ早くも好調な滑り出しを見せている。一方で代々木上原の「ランタン」では満席が理由でのお客の取りこぼしがあり、嬉しい悲鳴があがっている。離れのような形で3店舗目が生まれるのも、時間の問題のようだ。加えて、丸山氏は「東京、日本だけでなく別のエリアでも、機会があればもう1店舗作りたい」と店舗展開に意欲的。「『ランタン』ブランドで、大衆酒場・居酒屋という業態に新しい表現やプレゼンテーションを提案できれば」とも語ってくれた。同氏の考える新しい酒場がどのように広がりをみせるのか目が離せない。

(取材=福井 晶)

店舗データ

店名 ランタン 池尻大橋店
住所 東京都目黒区東山3-1-11 サンサーラ東山 1F
アクセス 池尻大橋駅から徒歩1分
電話 03-6303-0140
営業時間 17:00-25:00(LO24:00)
定休日 日曜(祝日の場合は営業し、翌月曜を休日とする)
坪数客数 20坪37席
客単価 3500円
運営会社 株式会社 シェルシュ
オープン日 2019年5月13日
関連リンク ランタン 池尻大橋店(Instagram)
関連リンク ランタン(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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