8月24日、東京・新橋の都市型中規模コンパクト商業施設「HULIC &New SHINBASHI」の地下1階に、都内と仙台で18店舗を展開するスタイルスグループ(宮城県仙台市、代表取締役:佐々木浩史氏)の肉炉端「TOKYO BAT(トーキョー バット)」がオープンする。これまで宮城県の漁港で獲れる鮮魚を売りにした炉端居酒屋業態を中心に展開してきた同社。今回は、新橋界隈のサラリーマンやOLをターゲットに、これまで培ってきた“炉端”の調理法を生かした“肉×炉端”の新たな肉業態で、新橋マーケットに挑戦する。
「TOKYO BAT」では、牛・豚・鶏・馬・ジビエなど、良質かつ安定した価格で仕入れられる肉を厳選し、カジュアルな価格で提供する。二大看板メニューのひとつである「肉炉端5種盛り」(1500円〜)は、牛・豚・鶏の希少部位やジビエ肉の16種類の中からその日の気分に合わせてお客が好みの肉を5つ選ぶメニュー。木桶に盛り合わせ、見た目にも豪華な一品だ。もう一方の看板メニューである「名物肉串焼きと野菜巻き串」(1本150円〜)は、博多屋台で大ブームとなった豚バラ肉で旬の野菜を巻いた野菜巻きに加え、肉炉端らしい肉串焼きを用意する。ラム肉とウズラの卵を串刺しにした「ラム玉」(300円)や仙台を拠点とする同社らしさを添える「白菜牛タン」など、常時20種類をラインナップ。さらに、自家製ローストビーフを使用した「ローストビーフ オン マッシュ」(980円)や、塊肉のステーキ「サイコロック」(2800円)など、ガッツリ系の肉料理も豊富に揃える。
ドリンクは、種類豊富な肉料理を流し込むように楽しませる “インフュージョンサワー”と題した漬け込み酒をベースにした「サワー」や「ハイボール」を充実させているのが特徴。肉と相性抜群なフルーツを入れて漬け込んだ「いちご×ウォッカサワー」(400円)をはじめ、さわやかな口当たりの「大葉×ウォッカトニック」(400円)、〆のお酒として提案する「コーヒー×ウォッカトニック」(350円)など。ビネガーに漬け込んだフルーツを割った「ビネガーハイボール」(各430円)は、ノンアルコール対応も可能とし、お酒が飲めない客も楽しめるように工夫する。話題の「レモンサワー」(各430円)は、「生搾り はちみつレモンサワー」や「冷凍レモンサワー」など5種類のバリエーションで楽しませる。
今回の出店は、魚業態の激戦区でもあるサラリーマンの街・新橋だからこそ、敢えて同社が得意としてきた鮮魚炉端ではなく、これまで同社が培ってきた炉端の調理法を活かした“肉炉端”にチャレンジしている。ギャップをテーマに、地下フロアに構えた天井高が6mもある大人の隠れ家空間で、肉の醍醐味を生かした肉料理をビールやサワーなど飲み飽きしないドリンクで楽しませ、ちょい飲みからグループ利用まで新橋マーケットの様々な利用ニーズに応える。そうして肉のガッツリ感だけでなく、居酒屋にある一品料理やおつまみも取り揃えた日常使いできる肉業態として、使い勝手よく価格以上の満足度を提供することで3回転する店づくりを目指す。またスタイルスグループは、9月、10月と地元仙台で出店を控えている。今回の挑戦は、これまで自社の培ってきた強み+αとなるに違いないだろう。今後の展開に期待を寄せる。
店舗データ
店名 | TOKYO BAT(トーキョー バット) |
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住所 | 東京都港区新橋 2-11-10 HULIC &New SHINBASHI B1F |
アクセス | JR・地下鉄 新橋駅 徒歩4分、都営三田線 内幸町駅 徒歩2分 |
電話 | 03-6550-8720 |
営業時間 | ランチ11:30〜14:30、ディナー17:00〜24:00 |
定休日 | 日曜日 |
坪数客数 | 44坪・100席 |
客単価 | ランチ 1000円、ディナー 3000円 |
運営会社 | 株式会社スタイルスグループ |
オープン日 | 2017年8月24日 |
関連リンク | スタイルスグループ(HP) |
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