ハイカジュアルワインスタイルをリードし、裏銀座の仕掛人として知られる安生浩氏(Lyon Bleu International 代表取締役)が、7店舗目となる新業態「Bistrot Pub WATERLOO(ビストロパブ ウォータールー)」をワーテルローの戦いの日となる6月18日、歌舞伎座裏の銀座2丁目にオープンさせた。同店は、美味しい料理を赤ワイン、クラフトビールと共にしっかりと味わう、ビストロとパブを融合させた新しいスタイルの業態だ。
このビストロパブの原点は、美味しい料理とワインを楽しむフランスのビストロとビールと食事を楽しむイギリスのパブを融合させた、今、イギリスで話題のガストロパブだ。今までの6店舗ではワインを飲まない人はお断りというほどの思念で、ディリーに楽しむワインスタイルを啓蒙してきた同社にとって、初めてワイン以外のドリンク、クラフトビールを看板にしたチャレンジ店舗となる。
美味しい料理をじっくりと味わいながら、ガッツリとワインを飲み楽しむという、カジュルなビストロスタイルをリードし、ワインマーケットへ大きく貢献してきた安生氏。その結果、今日ではワインスタイルもすっかりと定着してきた。だから、今までワインを飲まずにいて、同社の店舗に縁のなかった人々へもクラフトビールやハイボールで楽しむ酒場のようなビストロの楽しさを知って欲しくビストロパブにしたのだ。また、多人数でのグループ利用が難しかった問題点もクリアし、系列店からの受け入れも可能となる。
料理は、ボリューム満点でベーシックなビストロ料理とパブ料理、どちらも味わえる嬉しいラインナップであり、わかりやすくカテゴリー毎にくくられている。同店自慢は希少ブランドの肉料理。良質な肉質と評判の「尾崎牛のグリエ」(1980円~)と茨城の至宝といわれる「梅山豚のグリエ」(1680円~)だ。衣と魚にこだわった本場仕込みのパブ定番料理「フィッシュ&チップス」(880円)はチキン、カラマリもあり選べる。「チキンポットパイ」(880円)もおすすめ。ビストロの定番のフレンチフライは、プレー、ケイジャンなど4種類の「ディップ」(450円~580円)を合わせる。〆には、昔なつかしい喫茶店タイプに仕上げた「ナポリンタン」(900円)とローマスタイルのクリームなし「カルボナーラ」(900円)を用意する。
ドリンクは、フランス製のアンティークな陶器のタワーからサーブされる「エビススタウト」やゲストビールなどにハンドポンプの「箕面ビール」が5種類(450円~980円)。ポーションはアメリカンサイズの1パイント。ワインは約200種類。いろいろなタイプを楽しむには赤白合わせ約10種類(480円~)を日替わりで揃えるグラスがおすすめ。ボトルであれば、店内のセラーにストックされたテーブルやBioタイプのワインから選ぶことが出来る。ほかに、9種類あるウイスキーから選ぶことの出来るたっぷりの「ハイボール」(1パイント680円~/ハーフ480円~)まで揃え、従来の店との違いを見せる。
「GARE DE LYON(ガールドリヨン)」に始まり、「TERMINI(テルミニ)」そして「WATERLOO(ウオータールー)」と続く店名の由来はフランス、イタリア、イギリスを走る高速列車の代表的な発着駅。それぞれの店舗は環境性、デザイン的な特徴を反映し、定番的グラスやテーブルウェアを用いるなど、さりげなく細部までに本場の空気感が息づいている。そこには、単に食べ、飲むだけではなく、日常生活に根付くリアルなビストロスタイルへのオマージュを感じる。ちなみに、オープン日6月18日の「WATERLOO ワーテルローの戦い」は、ナポレオンとイギリス連合国との戦いの日である。今後は、全国へ向けて、カジュアルなワインスタイルの拡散と啓蒙を進めていきたいという。
店舗データ
店名 | Bistrot Pub WATERLOO(ウォータールー) |
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住所 | 東京都中央区銀座2-12-8 銀座さがらビル1階 |
アクセス | 地下鉄 東銀座駅より徒歩2分、築地駅より5分 |
電話 | 03-6264-3981 |
営業時間 | 月~金 17:30~01:00(L.O.24:00) 土祝 16:00~23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 日 |
坪数客数 | 15坪 26席 |
客単価 | 4500円 |
運営会社 | 有限会社 リヨンブルーアンテルナショナル |
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