31種類の国産を中心としたクラフトビールと和食材を大切にしたビストロ料理を提案！ 五反田に12月10日「クラフト麦酒ビストロ CRAFTSMAN（クラフトマン）」がオープン

五反田にクラフトビール専門店「クラフト麦酒ビストロ CRAFTSMAN（クラフトマン）」（運営：プロダクトオブタイムグループ、代表：千倫義氏）が12月10日オープンする。クラフトビールは常時31種類を用意し、それに合う料理には、和食材を用いたビストロメニューを提案。「クラフトビールマニア向けではなく、和ビストロ料理に合うクラフトビールを提案していく。あくまでビストロポジションから入るクラフトビールの店なんです。これが業態開発のきっかけにもなっています」と千氏は話す。

同グループは「WINE & Belgian Beer Hemel ミヤマス」、「BISTRO & BELGIAN BEER In De Bourgondische Hemel」、「大鶴見食堂」の直営３店鋪を展開する他、「串カツ田中」、「牛角」などのFCを4店鋪運営。今回の出店は同社直営4店舗目の新業態となる。

表通りと裏通り、両方から入店できる店鋪は、さまざまな利用シーンに合わせた3つの空間を用意する。一つはカップルやグループ客がゆったりと食事を楽しむテーブル席、二つ目は軽く一人でも飲めるカウンター席、三つ目は大きなダイニングテーブルを囲んで客同士のコミュニケーションの場として利用できるスタンディング席。カウンターやテーブルにはタモ材を用い、落ち着いた雰囲気をつくるとともに凛とした空気感を表現する。また、入口の屋外スペースに張り出したカウンターは、立ち飲み席としても利用可能。こうした使い勝手のよい空間で「お客様のわがままに対応する店」（千氏）が完成した。

料理は、日本の四季を追った和食材を用いるビストロメニュー。「えぞ鹿とフォアグラのパテ」、「鎌倉野菜のピクルス」などの冷前菜、「本日のおでん3点セット」、「クラフト麦酒もつ煮」、「フォアグラとトリュフの茶わん蒸し」などの温前菜に始まり、メインは通年を通しての提供を行なう「広島産のカキフライ タルタルソース」や「活ハマグリのクラフト麦酒蒸し」、「ぬか秋刀魚」などの魚料理、「麦酒ソーセージ」、「せせらぎポークのグリル」などの肉料理で構成。食事利用客を取り込むため「本日の炊き込みご飯」、「真鯛とパクチーの炊き込み御飯」、「本日の野菜のピザ」、「本日の鎌倉野菜のパスタ」、「麦酒で煮込んだお肉のクリームパスタ」など、ごはん、ピザ、パスタの提供も行なう。使用する野菜は主に鎌倉野菜を用い、野菜や魚、肉などはほぼデイリーで素材を変更。季節感を楽しんでもらうことを提案する。

クラフトビールは、7～8割を蔵元から直送した樽で提供する。30のタップに、ハンドポンプを1種揃え、樽替わりでラインナップを変更する。価格はスモールサイズが550円、ラージサイズが850円の均一価格。国産クラフトビール以外に、同社が得意とするベルギービールなども提供し、幅広いビールの味わいを揃える。また、ワイン・スパークリングを50種類、日本酒も用意することでビアバーではなく、あくまでもビストロとしての立ち位置にこだわっている。

「ターゲットは30～40代の男女。カウンター席も多くあるので一人飲みにも対応。界隈は土日営業の店が少ないので、土日も営業することで地域の方々を取り込めると考えています」と千氏。ベルギービールに次いで、ジャパンクオリティの価値を見出した千氏の今後の展開にも期待が募る。

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