ワインの聖地・銀座一丁目に、西新宿で大人気のワインバル「ワイン屋」の2号店「ワイン屋銀座一丁目店」が2月29日オープン！ ワインインポート会社ならではのハイクオリティワインをラインナップ

有名イタリアンにビストロ、ワインバルなど、話題の名店が集まる銀座一丁目エリアに、オーストラリア、ニュージーランド産ワインを専門とする個性的なワインバル「ワイン屋銀座一丁目店」が新たに加わった。実は同店、オーストラリア、ニュージーランドで生産されるワイン専門のインポート会社、ゴーディアンワインズ（東京都新宿区）を経営母体としたワイン屋（同）の経営。提供するワインの全てが自社で独自輸入したものだという。また、取り扱うワインの多くは、小規模でハイクオリティなワインを産出するこだわりのワイナリーのものとか。ここだけでしか飲めないような貴重なワインまで揃えながら、グラス提供で440円から、ボトルはなんと1980円からと、日常使いのできる嬉しいワインバルである。 優良なワインの産地として良く知られるオーストラリア、ニュージーランド。温暖な気候や土壌的な条件から産出されるワインは果実味が豊かで飲みやすく、料理を選ばないことを特徴としているという。店を取り仕切る店長の浅井喬介氏は「気軽に、ワイワイ、ガヤガヤと楽しんで飲んで欲しいです」と話す。浅井氏のおすすめは、本来、赤ワインを造るシラーズなどの品種を使った珍しいスパークリングワイン。オーストラリアやニュージーランドでは、ワイン法がしっかりと構築されているヨーロッパではあり得ないような、自由で面白く、大胆かつ斬新なワインを創り出しているという。他の産地にはないタイプのワインを楽しむのも「ワイン屋銀座一丁目店」ならではのスタイルだ。 壁に設えたシンプルでおしゃれなオーストラリア製ワインラックやセラーには、常に約60種類のワインが揃う。基本となる種類、銘柄の他は、こまめに入れ替えを行なっている。日替わりとなるグラスは赤・白それぞれ4種類、スパークリングは2種類。ボトルワインは高くても3980円と、驚くほどリーズナブル。浅井氏は「白であればニュージーランド産のフォルストエステートのソーヴィニョンブラン、赤でしたらオーストラリア産のルームワインのシラーズで造るスパークリングレッドです」と、専門店ならではの特徴的なオセアニアワインをおすすめしてくれる。ドリンクはワインの他には生ビールとオーストラリアビールのみと、コンセプトは明確である。 料理は、オーストラリアやニュージーランドの郷土料理「マッスルポット」（780円）を名物に、「ズッキーニのオーブン焼き」（680円）、「ぷりぷりエビの土鍋炒め」（580円）、「ソーセージの盛り合わせ」（680円）など、気取りのないワインと相性の良い、馴染みのある料理をそろえる。ちなみに「マッスルポット」とは、マッスルと呼ばれるムール貝の白ワイン蒸しの鍋料理で、ポットは鍋を指す。「ワイン屋銀座1丁目店」ではムール貝ではなく現地でグリーンマッスルと呼ばれる、珍しいニュージーランドの固有品種「パーナ貝」で作る本場流にこだわる。今後は、しっかり飲みを楽しむ傾向に応え、さらにボリューミーな料理を増やす予定とか。 京橋ジャンクションからほど近くにある同店は、築40年近い元看板屋の倉庫。4mもある高い天井と、そこに届くがっしりとした金物の窓枠が印象的な空間は力強くもあり、シックな落ち着きも併せ持つ。駆体壁に直に塗装した赤さび色が、壮大な自然をイメージさせるオーストラリアやニュージーランドの夕日と重なるようである。西新宿の「ワイン屋」同様に開放的なオープンキッチンと、客席に向けた存在感あるレンジは西新宿の立ち上げから携わってきた浅井氏のこだわりでもある。「常にお客様と向かい、ワインを楽しんでいる空気を感じながら料理をしたいからです」と話し、「ワインを通し、周辺のお客様に必要とされる店になりたいです」と新店の抱負を語ってくれた。

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