京浜急行電鉄(港区高輪、社長・石渡恒夫)は、グループ会社であるホテル京急が運営するホテルパシフィック東京に、シーフードレストラン「シンガポール・シーフード・リパブリック」を4月上旬にオープンする。「シンガポール・シーフード・リパブリック」は、シンガポールで一般市民だけでなく外国人旅行客にも人気のある有名シーフードレストラン「ジャンボシーフードレストラン」「パームビーチシーフードレストラン」「シーフードインターナショナルレストラン」の3社が、シンガポール政府公認のもと、シンガポールの食文化を紹介する目的で新たな一つの店舗として共同開発を行ない、日本初上陸で出店するもの。今回、日本では通常手に入らない生きた大型のマッドクラブを空輸し、これまで現地でしか味わうことができなかった超有名3店の名物料理「チリクラブ」「ブラックペッパークラブ」「カレークラブ」が日本で初めて食べられることになる。建物デザインは、シンガポールの多くの建物に見られるオレンジ色の瓦、白い外壁、バルコニーを配するとともに、ラッフルズホテルに代表されるブリティッシュ・コロニアル様式を採用、外壁サッシや内装デザインにおいても、伝統建築様式であるブラック&ホワイトのデザインとすることで、建物全体でシンガポールらしさを表現する。「シンガポール・シーフード・リパブリック」を運営するのはマルハレストランシステムズ(現M・R・S、中央区銀座・代表取締役・小島由夫氏)。「ニルヴァーナニューヨーク」「マンゴツリー」など、海外有名レストランの誘致・運営実績がある。3店の概要は次の通り。「ジャンボシーフードレストラン」は1987年創業のシンガポールで最も有名なシーフードレストラン。2006年チリクラブチャンピオンシップ優勝など数々の受賞歴を誇る名店。メインメニューはマイルドなチリソースが高い評判のチリクラブ。「パームビーチシーフードレストラン」は1956年創業、チリクラブを世に送り出し、50年以上の歴史を誇るシーフードレストランの名店。メインメニューはスパイシーな味わいでカニ本来の味が楽しめ、チリクラブと人気を二分するブラックペッパークラブ。そして「シーフードインターナショナルレストラン」は1983年創業、タイ料理ベースを特徴とした人気のシーフードレストラン。中でもカレークラブが有名なレストラン。メインメニューはカニに自慢のカレーソースがたっぷりかかったカレークラブ。有名3店のそれぞれが自慢とする様々な名物料理を1つの店舗で提供するというスタイル、業界初の試みとして脚光を浴びそうだ。
店舗データ
店名 | シンガポール・シーフード・リパブリック |
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住所 | 東京都港区高輪3丁目13番3号 ホテルパシフィック東京 |
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