恵比寿の人気鉄板焼きレストラン「バンブーグラッシィ」(ラウンドテーブル)のオーナーシェフ、長沼朝夫氏プロデュースによる新店「鉄板焼きキュイジーヌ 笹繁」が2月26日、西麻布交差点近くにオープンする。経営はスマイルリンク(代表取締役・山本武弥氏)。長沼氏は取締役エグゼクティヴシェフとして、これまで恵比寿でできなかった鉄板焼きの進化型料理を提供するという。「笹繁」が最も力を注いだのはクオリティの高い食材の数々。長沼シェフが実際に産地に足を運んで一つ一つ吟味、選び抜いた素材を使用する。メインのステーキは肉そのものの味がしっかり味わえる最上級の飯田牛をチョイス。魚介はその日の朝、水揚げされたばかりの新鮮なものを産地から直送。最もおいしい状態の素材を、できるだけ余分な手を加えず、絶妙な焼き加減と味付けで提供する。「春キャベツのサラダ」(700円)、「本日の鮮魚カルパッチョ 笹繁スタイル」(1,200円~)、「毛蟹の御造り」(2,800円~)など、前菜メニューも豊富。おまかせコース(6,000円~)のほか、予算や希望に応じてアレンジもできる。また、大型ワインセラーを備え、常時70種類以上のワインを用意。鉄板焼き店では珍しいブルゴーニュワインも充実。スイーツ専門のスタッフも加わり、デザートも進化させた。内装は、西麻布という大人の街にふさわしい、ゆったりとくつろげる空間を演出。店内入り口からまず目を引くのは、5~6メートルのダイナミックな鉄板カウンター。シェフの手さばきを見ることができるテーブル席、ローソファーの半個室など、用途に合わせた構成となっている。「笹繁」という店名は、大阪の今宮恵比須神社のお祭りの掛け声である「商売繁盛で笹持ってこい」に由来している。長沼シェフは京都府出身。「千房」「ちゃんと」を経て2003年12月に独立し、恵比寿に「鉄板焼きキュイジーヌ バンブーグラッシィ」を開店して、「和の味付けを基本にした鉄板料理」を確立し、4年間で予約の取れない名店に成長させた。今回の西麻布出店によって、“鉄板焼きの革命家”長沼シェフがどんなチャレンジぶりを見せるか注目される。
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[ニューオープン]
2008.02.21
“鉄板焼きの革命家”長沼朝夫プロデュースの「鉄板焼きキュイジーヌ 笹繁」、2月26日、西麻布にオープン!
(取材=編集部)