1978年にオープンし、昼は純喫茶、夜はバーラウンジとして30年間、渋谷の片隅で営業を続けながら、今年4月、惜しまれつつも閉店した「tea&lounge snootyfox」が8月1日、「classic bar S (snootyfox)」に生まれ変わって再オープンすることになった。経営を引き継いだのは、吉祥寺の有名モルトバー「vision」や恵比寿のワインバー「vinsanto」などを手掛ける有限会社アズザクロウフライ(世田谷区代田、代表取締役・小林信秀氏)。同社9店舗目となる。 「classic bar S (snootyfox)」は70~80年代のオールドブレンドはじめ、シングルモルト、コニャックを各種揃えるショットバー。「vision」以来、同社ではワンショット1,000円以下で提供してきたが、この店では「オールドヴィンテージやハイレンジ銘柄も置き、初めて1,000円以上のショットにも挑戦したい」(八嶋忠継マネージャー)という。また、夜はオリジナルモルトのボトルキープも可能。昼はカフェとして営業、「鳥内健太郎の日替わりパスタ」(900円~)、「名物ハヤシライス」(1,200円)、「BLTとコンビーフのホットサンド」(800円)を揃えた。 内装は「30年間、お店に出ていられたオーナー様とご縁があって、大切にされていたお店を受け継ぐことになったので、当時の面影を色濃く残すために、最低限の改装にとどめました」(小林社長)としている。場所は渋谷駅東口から徒歩3分、明治通り沿いの“隠れ家”立地。次の30年はどんな店として定着するのだろうか。
ヘッドライン
[ニューオープン]
2008.07.31
恵比寿「vinsanto」のアズザクロウフライが渋谷で30年間営業してきた「tea&lounge snootyfox」を受け継ぎ、「classic bar S (snootyfox)」と名を変えてリニューアルオープン!
- 渋谷東口からすぐの明治通り沿いの隠れ家
- 店内
(取材=編集部)