1972年以来、マウイ島でローカルの人たちに愛されてきた「マウイ コーヒー ロースターズ」が日本に初上陸、7月21日、日本展開1号店を広尾にオープンした。日本出店の限定ライセンスを取得したのは株式会社MARGE(東京都渋谷区、代表取締役・馬場恵美子氏)。マウイ在住でメディアコーディネーターを務める同社副社長の岡田珠里氏が、「マウイ コーヒー ロースターズ」の伝統の味に惚れこんでプロデュースし、実現したもの。マウイの海や空をイメージさせる“海の日”にオープンした。岡田珠里氏は、E.H.エリック氏を父に持ち、妹はタレント岡田美里氏、ヘアメイクアーティスト岡田サリー氏である。「マウイ コーヒー ロースターズ」の豆はすべてマウイからの直輸入。一番の特徴は、その味を決める焙煎方法である。小さな釜でじっくり丁寧に焙煎するため、味にバラツキがなく、コーヒー通をうならせる味。ハワイ島コナ産100%コナ・コーヒー、マウイ産100%のマウイコーヒー、マウイ産の豆20%をブレンドしたカマアイナ、マウイ産豆10%をブレンドしたマウイブレンドなど、さまざまな種類が用意され、すべてマウイで使用するものと同じものだが、広尾店では濃さ、温度など日本人の舌に合う状態を研究した逸品を提供する。メニューは、定番の「エスプレッソ」をはじめ、ミルクが滑らかで口当たりが良い「カフェ・ラテ」、チョコレート風味の「カフェモカ」や、カフェインが強めでシャキっとした味わいの「アイス・トディー(アイスコーヒー)」、コンデンスミルクの甘さが決め手の「タイ・ハイ・アイス・コーヒー」などがおすすめ。コーヒー以外にも、「スペシャルマンゴーフラペチーノ」や「チャイ」など、素材にこだわったメニューが揃う。フードとのセットの場合、コーヒーは380円~、ミルクを使用したコーヒーは580円となる。フードメニューは、「バナナパンケーキ」(900円)、「プレーンパンケーキ」(750円)などのスイーツのほか、イングリッシュマフィンにハム+ポーチドエッグを重ねオリジナルソースをかけたハワイでポピュラーな食べ物「エッグスベネディクト」(950円)や「ロコモコ」(1200円)など、ランチにぴったりなものがラインナップされる。ほとんどのメニューがテイクアウトOKで、マフィン(300円~)、クッキー(180円~)は、カフェタイムのおやつとしてもおすすめできる。店内の雰囲気は、マウイを思わせるアットホームな装いで、ウッド調の家具もゆっくりとした時間を演出。高い天井に回るファンや、壁に飾ったサーフボード、オリジナルカップなどのインテリアにもこだわりが感じられる。しかも、1階スペースはオープンテラスになっていて、ワンちゃんの散歩の合間に一息つくのにもぴったりだ。馬場氏によると、広尾を皮切りに、数年以内には都内を中心として店舗を展開予定。美味しいコーヒーはもちろん、マウイから熱いローカル情報を日本へ発信していきたいと意欲をみせている。
店舗データ
店名 | マウイ コーヒー ロースターズ 広尾 |
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住所 | 東京都渋谷区広尾5-19-6 |
アクセス | 広尾駅2番出口徒歩5分 |
電話 | 03-3442-8779 |
営業時間 | 8:00~20:00(L.O.フード19:00、ドリンク19:30) |
定休日 | なし |
坪数客数 | 17坪 35席 |
客単価 | 380円~ |
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