ヘッドライン

フードプロデュース業を行なうクーニーズ・アソシエが、遂に自社で飲食店を出店!「和ビストロ 東京おばんざい gg(じじ)」が5月10日、中目黒にオープン!

細い静かな路地に佇む「gg(じじ)」。一見分かりにくいが駅からも近く好アクセスの場所
畳という独特の設えが日本人になじみ、居心地のよさを演出しているカウンター席
オーダー率がかなり高いという「gg特製チキンサラダ」。メニューに迷ったらまずはこれ!
お酒の“あて”にぴったりな「レバテキ 薬膳胡麻油」タレにひと手間かけたggスタイルのレバテキ

(取材=小野 茜)


飲食店の店舗プロデュースやメニュー開発などを手掛け、トータルにフードプロデュースを行なうクーニーズ・アソシエ(東京都目黒区、代表取締役:青島 邦彰氏)が、自社で飲食店を立ち上げ、中目黒に「和ビストロ 東京おばんざい gg(ジジ)」を5月10日にオープンさせた。昼間はプロデュース業に携わるスタッフの久保田暁美さんと愛場千恵子さんが、夜は店に立って飲食店を営業している。これまで飲食店での接客経験は全くないという2人が、実際にお客と触れ、店づくりに関わることで、同社のメイン事業にうまくその経験を生かしていこうと出店を決めたという。「接客の経験が無い2人ですが、敢えてマニュアルもルールも作っていません。制服もなくて、私服にエプロン。自然体で、目の前のお客様に一生懸命になる。日々学びながら店をつくっていきたいと思います。」と青島氏は語る。 店は中目黒駅から徒歩5分程度、路地裏の静かな場所にある。1階の入口付近に座敷席、階段を下りた吹き抜けの半地下階という2フロアの造りとなっており、あわせて25坪の店内。フルオープンキッチンの前にはカウンター席があり、日本的な“畳の掘りごたつ式”という他ではあまり見かけないめずらしい設えにした。またテーブル席をはじめ、店内には自然の素材=木材を多く使用して温かみのある雰囲気を醸し、どこか懐かしさの漂う空間を演出している。一方、それとは対照的に辺りを囲むのは無機質な打ちっぱなしのコンクリート壁。そこへ、事務所から持ってきた青島氏のコレクションである山城 滋氏の描いた大きな絵を飾り、現代的な要素を添えた。モダンとノスタルジックが融合する現代の“和ビストロ”を目指した新たな空間は、飲食店というより“遊び心のある家”をイメージしたという。「友人宅を訪れるような気軽な気持ちで足を運んでほしい」と青島氏の願いをデザインに託した。 料理は、ワインはじめ、お酒に合う手軽なメニューを40~50品用意している。「姫きゅうりの特製味噌」(490円)や「レバテキ 薬膳胡麻油だれ」(690円)といった素朴な“東京おばんざい”料理。素材本来の美味しさを味わえるシンプルな料理だが、添えられた味噌や胡麻だれにひと手間かけ、更に美味しさを引き出すところをしっかりと味わいたい。 「カマンベールのアヒージョ」(690円)や「ggスタイルチキンサラダ」(590円)、そば粉で作ったピッツァ「マルゲリータ」と「クワトロフロマージュ」(いずれも890円)などの“和ビストロ料理”というユニークでアクセントの効いたメニューも多い。いずれもこれまで同社が培ってきたノウハウとテクニックとアイデアが凝縮されたラインナップである。 アルコールは一通り揃うが、やはりワインが中心。グラス390円~、ボトル1800円~と、かなり良心的な価格。産地や品種よりも、リーズナブルだが個性のあるものを豊富に揃え、東京おばんざい・和ビストロ料理とワインのマリアージュを楽しむことができる。 オープンからまだ1ヶ月ほどだが、すでに近隣に住む方を中心に何度も足を運ぶ常連客がいるそうだ。どこか家らしい“ほっこりとした”温かな空気が流れ、それが居心地の良さとなり客を引き寄せるのだろう。肩の力を抜いて楽しめる日本人に馴染む“和BISTRO”、この「gg」を通じてフード業界に新たな風を吹き込むことになるか、今後の同社の展開にも注目していきたい。

店舗データ

店名 和BISTRO 東京おばんざい gg(じじ)
住所 東京都目黒区上目黒2-7-4 Court Modelia中目黒103

 >> GoogleMap見る

アクセス 東急東横線・日比谷線 中目黒駅より徒歩3分
電話 03-6412-8887
営業時間 18:00~23:00
定休日 日・祝
坪数客数 25坪・28席
客単価 3000円
運営会社 株式会社クーニーズ・アソシエ
関連リンク クーニーズ・アソシエ
関連リンク 和BISTRO 東京おばんざい gg(食べログ)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

ヘッドライン一覧トップへ

Uber Eats レストランパートナー募集