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ユニマットグループ出身の金井伸作氏が、銀座三越「ギンザダイニング」12階に、独立2店舗目のフレンチレストラン「LES ROSIERS EGUZKILORE(レ ロジェ エギュスキロール)」を9月11日オープン!

仏バスク地方特有の石壁やえんじ色の木枠の縁取りをあしらった内装。名前の「ロジェ」に由来して、ファブリックは薔薇色に
「牛フィレ肉のポワレ 赤ワインソース」。最上級A4黒毛和種のポワレにパンチの効いた赤ワインソースを添えて
同店のスペシャリテ、「チョリゾを纏った本日の魚と小イカとココ豆のクレーム」。バターとパン粉、香草を練りこみシート状にしたチョリゾを乗せて焼き上げる
EPICURIENS代表の金井伸作氏とアンドレ・ロジェ氏。この店舗では、金井氏自らも現場でサービスを行なう

(取材=中條 美咲)


ユニマットグループ出身の金井伸作氏率いるEPICURIENS(エピキュリアン、東京都港区、代表取締役:金井伸作氏)は、独立2店舗目となるフレンチレストラン「LES ROSIERS EGUZKILORE(レ ロジェ エギュスキロール)」を、銀座三越の新生レストラン街「ギンザダイニング」12階に、9月11日オープンした。「LES ROSIERS EGUZKILORE」は、仏バスク地方・ビアリッツの一ツ星店「レ ロジェ」の女性シェフ、アンドレ・ロジェの日本初進出店舗となる。アンドレ・ロジェは、フランス国家最優秀職人章である「M.O.F」を、2007年に世界最年少の27歳で授与された実力派のシェフ。これは、今現在に至っても、女性で唯一無二の快挙だ。28歳でホテルから独立し、「レ  ロジェ」をオープン。わずか1年で瞬く間にミシュラン一ツ星に輝いた。そして30歳となる現在、代表・金井氏らによる熱心なアプローチに応え、フランスに続く第2号店を銀座三越に出店する運びとなった。代表の金井氏は、三越側から出店要請を受けた際、来館者の9割り方が女性であることが想定されるこの館において、“女性が考える女性のためのフレンチ”をコンセプトに、普段使いできる価格帯でこのレストランを提案した。そして、見事何百もの出店意向の中で、テラス付きという絶好なロケーションの区画を取得することに成功したという。内装は、仏バスク地方特有の石壁やえんじ色の木枠の縁取りをあしらっている。また、シェフに敬意を表し、名前の「ロジェ」に由来して、薔薇色のファブリックを随所に散りばめている。席は隣が気にならない間隔で、ブース席やテーブル席を配置する。ファサードは、気分を盛り上げるべく、今はなきバスク地方・ビアリッツのお城にあったレセプションを再現している。これは、今回のパートナーが爵位を持つ家系の人であったことから、想起したという。お客様を迎え入れるのは、華麗な経歴を誇る3名のシェフと2名の支配人。シェフはユートロック協会の会員で、世界各国の大使館やフランスを中心とした三ツ星レストラン、五ツ星ホテルを歴任して来た上拾石氏と、「LE GRAND VEFOUR」をはじめとする三ツ星、二ツ星レストランで部門シェフを勤めた後帰国し、西麻布の「provinage」で腕を振るった北川氏、そして東京ガスの飲食部門において総料理長を務めた早川氏の3名。支配人は2人体制を取り、かつての「Honey’s Garden IL BORRO TOKYO」においてシェフソムリエを務めていた春田氏と、「Aoyama LAPUTA GARDEN」で支配人を務めた平野氏がサービスを担う。こうして、スキルと経験を兼ね揃えた一流スタッフを配置することで、ランチタイムには、銀座にランチを楽しみに来る女性を、ディナーには、家族連れやカップル、ご夫婦といった、プライベートで利用する客をメインに、食空間を最大限に楽しんでもらう体制を整えている。コースは、ランチが3,600円~。スターターとしてスムージーを提供し、2段のアミューズ2品から選択できる前菜、3種から選べるメインディッシュ、デセール、カフェ、プティフールと続く。ディナーは、4,800円と6,500円、9,000円の3コース。4,800円のコースは、アミューズと前菜、メインディッシュ、アヴァンデセール、グランデセール、カフェ、プティフールの5品。6,500円のコースは、メインディッシュが肉・魚料理の両方。9,000円のコースは、シェフによるお任せで、全8品に及ぶフルコースが繰り広げられる。中でもお勧めは、ムース状にしたフォアグラにトリュフとセップ茸の香るソースを添えた温製の前菜「なめらかな鷲鳥のフォアグラのロワイヤル トリュフ風味」や、ロジェのスペシャリテである、バスク地方特有のバターとパン粉、香草を練りこみ、シート状にしたチョリゾを乗せて焼き上げる、魚料理「チョリゾを纏った本日の魚と小イカとココ豆のクレーム」、最上級A4黒毛和種のポワレに、パンチの効いた赤ワインソースを添えた「牛フィレ肉のポワレ 赤ワインソース」。デセールでは、「さわやかな巨峰のコンポートとメロンのムース ソーテルヌゼリーと共に」がお勧めだ。気候の良い季節にはテラスを開放し、テラス限定のプレートランチも展開する。ディナータイム時に空いていれば、デザートとカフェをテラスで楽しむこともできる。「熟練したスタッフ達のお陰で、落ち着いた空気感でスタートを切っています。とにかく、リラックスして臨みますよ」と代表の金井氏。エピキュリアンとしては、来春開業予定の大阪伊勢丹に出店するバール&カフェにおいても、企画・経営での参画を控えている。3店舗合計で年商10億円規模に及ぶ勢いだ。「経営資金の調達は運営に全力を注ぐため、自己資金と銀行調達だけで賄いました」と代表の金井氏は語る。また、今回の店舗では、代表の金井氏自ら、毎日現場に立ってサービスを行う。一流レストランを舞台にした、一流の経営者とシェフ、サービススタッフによる華麗な共演が今まさに始まろうとしている。

店舗データ

店名 LES ROSIERS EGUZKILORE(レ ロジェ エギュスキロール)
住所 東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越12Fギンザ ダイニング

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アクセス 地下鉄 銀座駅より直結
電話 03-3561-7020
営業時間 ランチ11:00~16:00、ディナー17:00~23:00
定休日 銀座三越の定休日に準ずる
坪数客数 店内42坪・46席、テラス15坪・18席
客単価 ランチ5,000円、ディナー7,500円
運営会社 株式会社EPICURIENS
関連リンク 銀座三越
関連ページ トラットリア ガルガ 銀座三越(記事)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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