近年から広がりを見せ、増大中の“単一食材特化型”専門店が、“新しい総合居酒屋”の時代へ変わりつつある昨今、ロードショープロジェクト第4弾「料理屋 三船」で産み落とした“大衆居酒屋バージョン「ご馳走居酒屋 三船」”を運営している東京レストランツファクトリー(港区、代表取締役:渡邉仁氏)は、3月に1号店を“人形町”にオープンした。以来、客単価を抑え気兼ねなく立ち寄れ、食べるだけでなく、そこにいるだけで楽しいというエンターテイメント性の高い業態が人気を博し、今となっては客の絶えない居酒屋にまで成長した。そして、現在まで、25坪で月商1,000万円以上を超える売上げで記録を更新し続けている。日によっては客が入りきらず、約120名ほど入店を制限した実績をもつほどだ。今回7月30日、新宿西口に立ち呑みを含め、100名収容できる2号店をオープンする。「今までお断りした方々には本当に申し訳なく思いまして、今後は、少しでも多くの人に利用してもらいたいため、2号店オープンに踏み切りました」と同社渡邉氏は出店経緯の思いを語る。今回陣幕とともに印象的なのは朱の壁。「三船敏郎の世界観」を色々な世代の行き交うターミナル立地に似合うよう英字の三船(「MIFUNE」)をイメージし、インターナショナルでエッジの利いたデザインに落としこんだ。木刀と共に目に飛び込んでくるのは三船敏郎直筆入りのパネル。既存店の六本木店や人形町店では年配の方が手を合わせ、拝むという。また、世界に“サムライ”を知らしめた男、三船の魅力はテナントの大家さんにまで及び、圧倒的な信頼を得る業態となっているため不動産の取得率が高い。人形町店もさることながら、この新宿西口の出店はその言葉を後押しするほどの好立地で、合点がいく。今回の新宿店の出店に際し、期間限定で大きく「桑畑三十郎」と書かれた黒い五合徳利からは日本酒を何杯でも無料でふるまう予定だ。これは、【用心棒】の劇中、縄張り争いで経営不振となった馬目宿場町の居酒屋を営む権爺が、抗争を収めた酒好きの三十郎(サムライ)への感謝の気持ちをこめて酒をふるまう場面をもとにして、同店では、未曾有の社会で戦うサラリーマン戦士のために、 “激”を飛ばす意味が込められている。また新宿店のみの限定メニューもあり、“南蛮渡来 鶏の陶板ごった焼”は、もも、ハラミ、ずり、ひざ軟骨の4種の部位(各680円)から選べ、焼かれて熱くなった陶板の上でシズル感あふれる状態で提供される。 “三船のよりどり450円均一品”は新宿の市場に合った価格で登場。今後、ライセンス契約促進と共に直営店の出店も控えており、既に神田店の出店に関してはオープン日も決まっている。現在は、様子を見て牽制し合っているライセンス希望企業も恐らく、この出店ラッシュをめどとして契約に至るに違いない。また、6月30日、香港に「博多道場」2号店を出店したように、「三船」も今後、海外を見据え出店する予定。「三船敏郎」のサムライ魂は外国人の心を確実に掴んでいるため、海外での成功も確実なものとなるはずだ。はたして、我が国では、草食男子と謳われる日本男児にどこまでこの「三船」の魂が響くのだろうか。
店舗データ
店名 | ご馳走居酒屋 三船 新宿店 |
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住所 | 東京都新宿区西新宿7-10-13 ガイアビル3 1F |
アクセス | JR新宿駅西口より徒歩5分 地下鉄新宿西口駅 D5番出口より徒歩1分 西武新宿線西武新宿駅より徒歩5分 |
電話 | 03-6908-7248 |
営業時間 | 11:30~14:30 / 17:00~23:30 (金・土曜のみ17:00~04:00) ,日・祝 17:00~23:30 |
定休日 | 無休 |
坪数客数 | 100席(立ち席含む)38坪 |
客単価 | 3,200円(チャージ料金、300円含む) 800円(ランチ) |
運営会社 | 東京レストランツファクトリー株式会社 |
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