フレンチカフェ、ブラッスリーの「オーバカナル」、イタリアンレストラン「イルピノーロ」など43店を展開するユニマットクリエイティブ(東京都港区、代表取締役社長・坂井 敏氏)は2008年11月5日、初のイタリアンバール業態「バール イルプリマリオ」を表参道の紀ノ国屋インターナショナル内にオープンした。売り場へ続くエスカレーター裏側と、やや目立たない立地ながらも、その存在感は抜群。店長には2004年の「ジャパン・バリスタチャンピオンシップ」で準優勝した西谷恭兵氏を起用し、コンセプトとして「雰囲気・味・サービスの点で”本物”のイタリアンバール」を掲げている。「iL PLiMARiO」という店名はイタリア語のprimario(プリマリオ)=第一の、主要なという意味から、お客様にとって1番の存在でありたいという想いが込められている。
日本第2位の実力を持つバリスタ、西谷恭兵氏の淹れる「カッフェ」(エスプレッソ)350円や名物「カプチーノ」600円の味わいは一流で、訪れる人を美味しいコーヒーと共に過ごすバールでの至福の時間へ誘ってくれる。厳選した豆で淹れるコーヒー類のほか、イタリアワインやグラッパ、カクテル、ソフトドリンクなどドリンクは70種類が揃う。アルコールによく合う「生ハムとオリーブ」750円、「カプレーゼ」700円などのスナックの他、9種の「パニーニ」500円〜などの軽食、「ティラミス」550円や「パンナコッタ クラシック」550円、日替わりの「ジェラート」650円、各種「グラニーテ」(シャーベット)650円~など人気のスイーツも充実のラインナップ。いずれも手軽に食べられるイタリアンバールの定番メニューだが、イタリア三ツ星ホテルで総料理長を務めたイルピノーロ銀座の棚野シェフの監修によるもので、シンプルだが手を抜かない本物への追求、こだわりが詰まっている。
温かみのあるブラウンを基調にデザインされた、カウンター8席というわずか7坪の店内は、無駄を省いた洗練された空間として調和がとれている。あざやかな手つきでコーヒーを淹れるバリスタとの距離感も絶妙で、ひと言ふた言、会話を交わしながらカウンターでカプチーノをすする、という光景が自然と絵になる、そんな店だ。買い物や仕事の合間に1杯、スタンディングでさっと飲み干して立ち去るのもまた素敵だろう。
青山というハイセンスな街にありながら、行き交う人々のライフスタイルにそっと寄り添うような温かい一軒。ビジネスやショッピング、様々なシーンに合わせて利用できる、地域に根付いた愛される店になってくれることを期待している。
店舗データ
店名 | BAR iL PLiMARiO (バール イルプリマリオ) |
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住所 | 東京都港区北青山3-11-7 AOビルB1F (紀ノ国屋インターナショナル内) |
アクセス | 東京メトロ表参道駅から徒歩1分 |
電話 | 03-3409-3717 |
営業時間 | 9:30〜21:00 |
定休日 | 無休(年末年始を除く) |
坪数客数 | 7坪 8席 |
客単価 | 1,000円〜2,000円 |
関連リンク | 株式会社ユニマットクリエイティブ |