JR東日本が横浜開港150周年を記念して開催する「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン」のメインイベントとして、NYで人気のカフェ&レストラン「Bubby‘s(バビーズ)」を、6月1日から2年間限定でオープンする。運営は、世界中の本物の味を追及する“レストランワンダーランド”株式会社M・R・S(東京都中央区、代表取締役社長・小島由夫氏)。1990年にニューヨークのトライベッカでパイ専門店としてスタートした、地元で人気のカフェ&レストラン「Bubby’s」。伝統的なアメリカ家庭料理が自慢で「大切な家族にふるまうように心を込めた手作りを」というオープン当初からの哲学を貫いている。おばあちゃん手作りの味がルーツだというオーナーのMr. Ron Silver氏は、これまで多くの出店依頼を断ってきたが、M・R・S社長小島氏との出会いにより日本での出店を決意。「Bubby’s横浜」は、延べ床面積約470平方メートルで166席を備え、食事を楽しむダイナーと、パイやマフィン、コーヒーを楽しむカフェの2つのコーナーからなる。店内にはテイクアウト用のカウンターや、桜木町駅観光案内所も設置される。名物は、手作りハンバーガーやパイ。特製マリネと自家製の塩でシンプルに味付けされた「バビーズチーズ&ベーコンバーガー」や、りんごが溢れんばかりに詰まった「アップルパイ」など、アメリカ伝統の味が楽しめる。どれも厳選された素材を用い、「ミートパイ」や「チェリーパイ」、「チキンポットパイ」など、ほっとするどこか懐かしい味わいが特徴だ。またドリンクも無添加・無着色にこだわり、オーガニックやレインフォレストアライアンス(熱帯雨林同盟)認証のコーヒーなど体にも地球にも優しい。キリンビール横浜工場内に再現された、日本初のビール醸造所「スプリングバレーブルワリー」だけで製造される「スプリングバレービール」も楽しめる。「Bubby’s横浜」のデザイン・設計を担当するのは、心がほっとゆるむ空間=「ゆる感」のある空間を得意とする、カフェ・カンパニー株式会社(東京都渋谷区、代表・楠本修二郎氏)。今回の「Bubby’s横浜」では、“知ってるけれど新しい”歴史的なモチーフを入れることと、時間の経過とともに変化する店内の表情を感じられるよう“光”の入り方を活かすこと、この2点に留意したという。M・R・S社長の小島氏は、「今の時代求められているのは、自分の家にいるかのような“くつろぎ感”。NYの本店のように、あらゆる年代の人がほっと一息ついてくつろげる。そんな時間がここから生まれることを願っています」と語る。
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[ニューオープン]
2009.06.01