コラム一覧

  • “脱低価格”の切り札は「カジュアルリッチ」か

    先日、私が主宰をつとめさせていただいている第三世代の外食経営者の集まり「サードG」の講師に、ゼットンの稲本健一社長を招いた。その中で、稲本さんの口からさかんに出たのが「カジュアルリッチ」というキーワード。…
  • 「渋谷肉横丁」若者パワーの可能性!

    渋谷に来たら肉横丁!"というムーブメントを起こすべく、国内最大級270坪、全16店舗が集結した「渋谷肉横丁」が9月1日オープンした! 場所は井の頭通りの交番前の「ちとせ会館」2階だ。果たして、ビルイン型の超大型横丁は成功するだろうか...。"…
  • 「日本酒新時代」は来るか…?

    古典酒場人気やネオ大衆酒場という飲食トレンドの流れのなか、日本酒はいまだおじさんのお酒イメージであるように、新しいポジションを作れないでいる。そんなトラディショナルで、変化の乏しいイメージの日本酒スタイルに今、新しいウェーブが来ている。…
  • 飲食店経営「負けない戦い」とは…

    飲食店のオープンに立ち会うことが多いが、最近は10件に9件がいわゆる居抜き物件"を改装したケースだ。初期投資を抑え、経営リスクを最大限回避しようという考え方で中小のみならず、大手外食企業にもその波は広がってきたが...。"…
  • 増える“店産店消”型の野菜業態

    野菜トレンドの第二波が来ている。これまでは、どちらかというと、"健康志向トレンド"の流れから注目されていたが、いまは店の中で野菜を栽培して売るといった"生産者志向"の飲食店が増えてきた。…
  • “神楽坂女子”が変える神楽坂飲食シーン

    昨日、私がアテンド役をつとめる"繁盛店ツアー"で神楽坂マーケットを見て回った。このコラムで2007年に神楽坂を俯瞰したことがあるが、その当時とは様相が一変、新興飲食店グループの台頭が目立っていた。…
  • “鶏業態”の進化系に注目!

    鮮魚居酒屋、ホルモン業態のトレンドの次は何か?これが目下の飲食業界の関心事だろう。それは"鶏業態の進化系"ではないか。最近のマーケットを見ていると、そんな兆しを感じる。…
  • 7月30日オープンの「ハマ横丁」に注目!

    毎年この時期、秋に向けて都心型の大きな商業施設オープンが話題になるが、今年はそれに加えて"大型横丁"のオープンラッシュが飲食業界を賑わせそうだ。…
  • 大手居酒屋チェーンの“逆襲”が始まった!

    均一価格"に代表される居酒屋低価格競争が激化するなかで、最近、老舗居酒屋チェーンや既存店のリストラを終えたかつての実力派居酒屋チェーンが新業態を出すことで急に勢いを得てきた。彼らの"逆襲"が始まったのか...。"…
  • 2010年“後半戦”の飲食トレンドを予測する!

    2010年も7月に入って"後半戦"を迎えた。そこで、今年前半の飲食トレンドを振り返り、2010年後半の動向を予測してみたい。キーワードは、ズバリ「イノベーション」である。…
  • “好対照”の「ダイヤモンドダイニング」と「鳥貴族」

    目下、急成長を遂げつつあるこの両企業の行方を追っていると、外食産業の「現在(いま)」が見えてくる。ダイヤモンドダイニングはマルチコンセプト展開、一方の鳥貴族は一業態多店舗展開。その好対照ぶりも面白い。…
  • “第二次カフェブーム”が到来する!?

    2000~2003年頃にかけて、いわゆるまったり系カフェ"が大ブームとなり、"カフェごはん""カフェめし"という流行語も生まれた。あれから10年、担い手たちは世代交代したが、再びカフェブームが起きる兆しが現れてきた。"…
  • 今年後半のキーワードは“無料”!?

    「ステーキンバーク&サラダバーけん」のカレー無料食べ放題"や"焼酎無料"を引っさげて登場した「居酒屋革命」が話題を呼んでいる。この"無料提供"を売りにする店がじわじわと増えている。"…
  • “スター経営者”の時代!

    「昔はスターシェフ"がテレビに派手に取り上げられていたのですが、いまは"スター経営者"が引っ張りだこですね!」と、あるライターに言われた。確かに、TV番組で飲食店オーナーや外食経営者が登場する機会が増えた。"…
  • “地方ブランド”の東京進出ラッシュを追う!

    東京の飲食企業が地方の食材や郷土料理を打ち出した地産東消業態"を出店することがブームとなって定着したが、一方で地方の実力、人気のある飲食店が"東京初進出"にチャレンジするケースが増えている。"…