飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」

編集長コラム

春のオープンラッシュがやって来た!

春の訪れとともに、あちらこちらからレストランのオープン情報が寄せられるようになった。2月の森ビル「表参道ヒルズ」、3月の秋葉原UDX 「AKIBA_ICHI」、イトーヨーカドー(セブン&アイHLDGS)最大の大型ショッピングセンター「Ario亀有」(飲食ゾーン、専門店街は三井不動産がマネジメント)といった商業施設の開業が一巡し、街場にさまざまなタイプの新業態店舗が続々と誕生しつつあるが......。

PROFILE

佐藤こうぞう

佐藤こうぞう
香川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本工業新聞記者、雑誌『プレジデント』10年の編集者生活を経て独立。2000年6月、飲食スタイルマガジン『ARIgATT』を創刊、vol.11まで編集長。
その後、『東京カレンダー』編集顧問を経て、2004年1月より業界系WEBニュースサイト「フードスタジアム」を自社で立ち上げ、編集長をつとめる。


最大の話題はなんといっても、「あの新川さん」がついに新店をオープン。4月に吉祥寺「カフェリゴレット」と銀座「ダズル」の2店舗を相次いで出店 することだろう。グローバルダイニングでいえば「ラ・ボエム」と「タブローズ」を同時につくるようなもの。この分だと、そのうち「権八」版も登場してくる に違いない。MD、環境、オペレーションはともかく、気になるのは「人」の確保だろう。G→Hへの大移動の兆しがないとは言えない。それにしても、「ダズ ル」のオープンが待ち遠しい。 「T.Yハーバー」「CICADA」を育てた寺田心平さんが、4店舗目になる「ビーコン アーバンチョップハウス」(渋谷)をやはり4月中旬にオー プンさせる。コンセプトはモダンアメリカングリル。広場や通りのランドマークとなるレストランが得意の寺田さんならではの空気感演出が見ものだ。客も環境 になり、その客がまた客を呼ぶ仕掛けは街場でしかできない技だろう。4月1日にオープンする銀座「オーバカナル」も通りのランドマークを目指すが、バカナ ル定番の通りにせり出さんばかりのオープンエア席があの場所でつくれないと意味がない。 昨年、立ち飲みブーム、カップ酒ブームを巻き起こした「buri」が、「あなたはまだ立って飲んでるんですか?」とのメッセージを投げかけんばかり の、じっくりと座って日本酒のレアな地酒を味わう「酒匠buri」(赤坂)をオープンした。たしかに、都内では立ち飲みスタイルはすでに定着し、純和式と スペインバル、ビストロバルといった洋式に進化を遂げている。今後は、東京東側から都下や千葉、神奈川の駅前居酒屋激戦地に「立ち飲み」は飛び火していく のではないか。負け組の駅前居酒屋や食堂のリニューアルにはうってつけの業態である。

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