今年7月、「ところざわ横丁」が開業!
埼玉県の中核都市、所沢。今年7月、所沢駅から徒歩4分の場所に横丁がオープンする。現在は「ところざわ横丁(仮称)」とし、横丁の名称は今後、公募により正式に決定される。
横丁の企画・運営を担うのは、所沢含む埼玉や多摩エリアでラーメン店「麺場壱歩」を展開するmove(東京都東久留米市)。代表の河井俊輔氏はこう話す。「所沢とその周辺エリアで長年にわたりラーメン店を展開してきました。所沢は地元でもあり、商工会にも加入しています。今回の横丁の話をいただき、愛着ある街を盛り上げたいと運営に手を挙げました」。
再開発でますます賑わう街に
(2020年1月、準備中の横丁の様子)
所沢駅の乗降者数は1日10.5万人(改札を通過しない相互乗換客を含めると22万人)。駅前のメイン通り、「プロぺ通り」では、1日を通じて老若男女、多くの人が行き交う。「ところざわ横丁」は、この「プロぺ通り」から1本入った路地にある場所に開業予定だ。
現在、所沢は再開発の真っただ中にあり、大型商業施設やマンション建設が予定され、2020年代半ばには駅の乗降者数は14万人になることを見込んでいる。さらに、今年にはKADOKAWAと所沢市の共同プロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の計画もあり、ますますの賑わいが期待される街だ。
大手チェーンにない魅力を持つ個性溢れる店で、街の活性化を
ところが、「プロぺ通り」通り沿いのテナントは、大手チェーンがほとんどを占めているのが実情だという。「『プロぺ通り』では、30坪以上の大箱物件が多く、加えて家賃が高いことから、個人店はなかなか出店しにくい。若者向けのメガチェーンは充実する一方、30代以上のお客様は特定の店舗に限られている。個性ある店を臨む潜在的なニーズは高いのではないかと睨んでいます」と河井氏。「ところざわ横丁」では、個性溢れる店舗を集めて、大手チェーンのひしめくプロぺ通りとは異なる魅力を打ち出し、新しい客層を取り込み、街に新たな魅力を生み出し活性化につなげることをミッションとしている。
保証金なしのため、総額初期投資1000万円弱で開業可能
横丁は総面積53坪を8区画に分け、1店舗およそ4.7~7坪、総席数は174席ほどの規模となる予定だ。坪家賃3.5万円超がほとんどの「プロペ通り」に対して「ところざわ横丁」は坪3万円弱。初期投資は1000万円弱で開業が可能で、大手でなくても出店のチャンスがある。WEB販促による横丁全体の集客支援があるほか、食材の共同仕入れや、アルバイトの共有制度なども検討している(※各社の判断に基づく)。
都内からの全国展開への足掛かりや、北関東からの都心進出にも◎
希望テナントは、大衆酒場、バルなどジャンルは問わないが、横丁としてアルコールを扱う業態が望ましい。想定客数は夜が200~300人、昼が100~150人ほどを見込んでおり、客単価は昼850円、夜は3500円~を想定する。「西武鉄道の本社など、オフィスもあるので平日ランチニーズも強い。土日は西武球場での野球観戦客の流れもあり、昼飲みもいける立地です」と河井氏。「例えば都内で展開中の方が、全国に進出する第一歩としての出店や、逆に北関東で展開されている方が都心に進出する前の足掛かりとしても適しているのではないでしょうか。一緒に所沢を盛り上げてくれる方をお待ちしています」。
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担当・河井俊輔
kawai@move-move.co.jp
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