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祖師ヶ谷大蔵に「世田谷西洋食堂」がオープン!慶應卒・元コンサルのオーナーが「オステリア・ウララ」で修業し独立、テロワールを映す地場食材×西洋料理のワイン食堂


ウララでの学びと、信頼のタッグを経て念願の独立

フレンチで半年勤務した後は、ダルマプロダクションが運営する代官山「オステリア・ウララ」へ。小川氏がお客として通っていた店である。メニューを設けず、その日仕入れた食材から客が料理を選ぶスタイルに惹かれて入社した。約3年間の勤務を通じて、業態やオペレーションへの理解を深めたという。

特に印象に残っているのは、「コンセプトの明確さとそれを支えるスタッフの総合力」。ホールもキッチンも料理やドリンクに精通し、料理人が接客を担う場面もある。少人数体制のなかで、全員が役割を越えて柔軟に動く現場に、大きな刺激を受けた。苦しい場面もあったが、接客に入ると自然と前向きになれたという。

経験を重ねるなかで、独立への意識が現実味を帯びていくと、まず声をかけたのが、フレンチレストラン時代に出会ったシェフ・鈴木拓也氏だった。恵比寿の有名店をはじめ、10年にわたりフレンチの現場を経験してきた実力派であり、年齢も近く、信頼できる料理人だ。将来的な店舗展開を視野に入れている小川氏は、飲食店において“核”となる料理人の存在は不可欠だと考え、立ち上げの段階から信頼できるパートナーと組んで動き出した。

物件探しでは、「食への感度が高い」と感じた世田谷・目黒・渋谷・港区にエリアを絞って検討を進めた。そうして見つけたのが、祖師ヶ谷大蔵にある約9.5坪の物件。居抜きで初期投資を抑えられるうえ、家賃も手頃。外食やワインの文化が根付く土地柄で、成城や経堂、代々木上原といった周辺エリアからの集客も見込めると判断し、出店を決めた。そうして2026年1月、目標としていた29歳で独立を果たす。

9.5坪20席の店内には、キッチンカウンターに加え、テーブル席と座敷の個室を備える。内装は既存の厨房設備や黒板を活用しつつ、照明とテーブルのみを刷新。レフ電球への変更やキャンドルの設置などにより、落ち着いた雰囲気をつくり出した

木の温もりを基調とした落ち着いた空間で、どこか古民家を思わせるような素朴さや安心感が漂う。そんな空間で供されるのは、フレンチやイタリアンをベースにした本格的な洋食。温かみのある空間と洗練された料理の組み合わせが、むしろ新鮮な体験を生み出す

店舗データ

店名 世田谷西洋食堂
住所 東京都世田谷区祖師ヶ谷3-1-17 朝比奈店舗 1F

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アクセス 祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩1分
電話 03-6762-4127
営業時間 17:00~24:00(LO 23:00)
定休日 水曜
坪数客数 9.5坪20席
客単価 6000~7000円
オープン日 2026年1月7日
関連リンク 世田谷西洋食堂(Instagram)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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