坪月商50万円超の三軒茶屋「魚と酒 めから鱗 」の新店、「並木橋みりん」が渋谷にオープン！旬の食材を藁・薪・炭で焼き上げるコースと、竈ごはんで〆る大人の和食居酒屋

今後も面白いことをやり続け、スタッフの活躍の場を整えていく

オープンから2カ月。既存店からの常連客を中心に徐々に認知が広がりつつあり、「この価格設定に対して料理の完成度が高い」といった声も多く寄せられている。会食や家族での“ちょっといい食事”に利用されることが多く、手ごたえを感じているそう。

今後も「やりたいことはまだまだある。面白いことをやり続けたい」と意気込む田中氏。すし店出身のスタッフが在籍していることから、すしを取り入れた新たな業態にも挑戦してみたいという。これまでと同様、“今までにない店づくり”を追求していく考えだ。

また、店舗数やスタッフが増える中で、福利厚生といった働きやすい環境づくりも課題の一つに挙げる。「お客様を大切にして、一生働きたい会社、一生働ける会社作りをする。その理念を大切に、今後もスタッフが活躍できるステージを整えていきたいですね」と話す。挑戦を楽しみながら、仲間を守ることも忘れない。その姿勢が、次なる展開をどう形作っていくのか、期待が高まる。

スケイル代表の田中秀和氏（左）と、スタッフの樋口皓大氏（右）。店名「みりん」には、“味の鱗（うろこ）”という意味があり、素材が本来持つ繊細な個性をすくい上げるという思いが託されている

（取材＝吉田真琴）

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